Books

夜がうたた寝してる間に 角川文庫

君嶋彼方

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041162033
ISBN 10 : 4041162033
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

時間を止める特殊能力を持つ旭は高校2年。だが旭はいかに「普通の人」と同様に生きるかを追求する日々だ。そんな中、大量の机が教室の窓から投げ捨てられる事件が発生。犯人は能力者ではと疑いがかかり‥‥

【著者紹介】
君嶋彼方 : 1989年生まれ。東京都出身。2021年、「水平線は回転する」で第12回小説野性時代新人賞を受賞。同作を改題した『君の顔では泣けない』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    特殊能力が世の中に認知された世界。時間を止める能力を持つ高校生・冴木旭が、普通の場所で普通の人と同じように生きていきたいと抗う青春小説。無遠慮な視線や偏見に耐えて必死で笑顔を作ってきた旭。しかし彼らに疑惑の目が向けられる学校で立て続けに起きた怪事件。能力者たちにもそれぞれに苦い過去があって、異質であることへの苦悩も明かされていきますが、それでも持たざる人たちからしてみればやはり彼らは特別な存在なんですよね…。なかなかほろ苦い真相ではありましたけど、それでも大切なものは変わらない結末には救われる思いでした。

  • くに

    時間を止めることができる特殊能力を持つ高校生が主人公なわけですが、物語の主軸にこの能力がほとんど関係してきません。普通の高校生を主役にした方がむしろ面白くなったのではと思えるほど。特殊能力者の設定がしっかりしているだけに、もっと活かせたのではないかと残念。【78点】

  • Nabe

    時間を止める能力を持った高校生が主人公。でもそこにある苦悩、葛藤は特殊なものじゃなくて、等身大のいわばありふれたものなのがとても良かった。ありふれた幸せを目指して、もがく。時には悪意と対峙して、時には優しさも伝わらない。青春の苦味が描かれてて好き。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items