Books

教養としてのイギリス貴族入門 新潮新書

君塚直隆

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106110344
ISBN 10 : 4106110342
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界で唯一の貴族院が存続する国、イギリス。隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少――幾度もの危機に瀕しながらなお、大英帝国を支え続ける貴族たちのたくましさはどこから生まれたのか。「持てる者」の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫る。イギリス研究の第一人者が明かす、驚くべき生存戦略。

【著者紹介】
君塚直隆 : 1967(昭和42)年東京都生まれ。関東学院大学国際文化学部教授。専攻はイギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史。著書に『立憲君主制の現在』(サントリー学芸賞受賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    世界で唯一の貴族院が存続する国イギリス。持てる者の知られざる困難と苦悩を辿りながら、千年を超えて受け継がれるノブレス・オブリージュの本質に迫った1冊。イギリス貴族はどのようにして生まれたのか。議会政治の支配者、外交と帝国の中枢、経済の牽引役、地域社会の要、文化の発信者といった歴史の担い手として、著名な公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵家をそれぞれ紹介しながら、隣国から流れる革命の風、戦争による後継者不足、法外な相続税による財産減少といった過酷な状況を現代まで生き延びてきたイギリス貴族の凄みを垣間見る思いでした。

  • オールド・ボリシェビク

    イギリス貴族というと、召使がたくさんいる優雅な生活という紋切り型のイメージを思い浮かべてしまうのだが、その内実は、現代においては大変なようだ。また、その地位にとなう義務(ノブレス・オブリージュ)として、戦時における死亡率は平民の3倍だそうだ。この新書はイギリス貴族の起源から説き起こし、現在における生き残り戦略を200nというコンパクトさでまとめている。

  • Myrmidon

    同著者の『貴族とは何か』(自分は買ったけど未読)に合わせた軽めの読み物。簡単なイギリス貴族制の説明・歴史の紹介と、幾つかの貴族家を取り上げてその栄枯盛衰を語る。厳密な歴史学の記述ではなく、筆者の主観が入った内容(特に偏った主観ではないが)なので、軽めにパラパラ読むのがよいか。勿論、何も知らなかった自分には勉強になる部分も多い。

  • ながさか

    イギリスには今も貴族がいる、というのは知っているし、ダウントン・アビーもちょっと観ていたけど、イギリス貴族とはなんぞやはほぼ知らなかったので、とても興味深く読めた。入門というタイトルにふさわしく、読みやすく分かりやすい。陞爵という言葉も初めて知った。千葉県より広い土地を持っていたとか埼玉県よりちょっと小さい土地を持っていたとか、不動産を持たない庶民からすると想像を絶する富豪ぶりに腰が抜けそう。

  • ナポレオン井上

    貴族院のことなどがよくわかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items