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シン日本流経営 成長のダイナミズムを取り戻す「超進化」

名和高司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478121627
ISBN 10 : 4478121621
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

 長らく経営の世界では、グローバル化の必要性が喧伝されてきた。単なるアメリカ化、しかも周回遅れでそれを取り入れ続けてきたことが、失われた30年に象徴される日本企業の凋落の要因ではないか。つまりは、この30年間、日本企業は「軸」がブレ続けていたのではないだろうか。その意味で、本書の入口は「欧米流経営とどう向き合うか」「自分たちの軸をどう取り戻すか」にある。欧米流経営=世界標準と崇めることは欧米流経営を擬態したコスプレ経営である、と著者の名和高司氏は喝破する。

 では、日本企業はどうすればいいか。それは、みずからの強み、つまりは「軸」を再認識すること。自分たちの軸である既存事業を、まっすぐではなく、いかに上手に斜めに掘り下げていくか。この「巧みな本業のずらし」によって「強みを再編集」することが、新たな競争力となる。まさに自分たちの新たな軸を造り変える、それが「シン日本流経営」である。

 欧米流経営を擬態したコスプレ経営に一線を引き、シン日本流経営を行う先進企業は、成長のダイナミズムを獲得し、世界でも存在感を示している。実際にキーエンス、リクルート、ダイキン、ファーストリテイリング、ユニチャーム、味の素など、「聖域なき変革」と「独自の価値創造」で見事にトランスフォームを果たした企業も存在する。そうした先進企業の「進化」の形をひも解きながら、乱世を行き抜く、22世紀まで必要とされる企業となるためのシン日本流経営の姿を追求する。


【著者紹介】
名和高司 : 京都先端科学大学教授。一橋ビジネススクール客員教授。東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカー・スカラー授与)。三菱商事を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーにてディレクターとして約20年間、コンサルティングに従事。2010年より一橋ビジネススクール特任教授(2018年より客員教授)、2021年より京都先端科学大学教授。ファーストリテイリング、味の素、デンソー、SOMPOホールディングスなどの社外取締役、および朝日新聞社の社外監査役を歴任。企業および経営者のシニアアドバイザーも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちくわ

    名和先生の本はわりと読んでいるので、最新のものということで手に取ってみる。ざっくりいうと、なんでもかんでも米国流の経営などを追従するのではなく、日本流の経営をしっかりと見つめなおして、足元をしっかりと整えよというものになっている。大所高所の議論が多いところは気にはなるものの、編集力と守破離のくだりというのは個人的には納得がいくところではあった。とはいえ、データ重視の本ではないので、著者の思想・思考に納得いくかで評価が分かれると思う。

  • JC

    ★★★★

  • Yoritoku Nakagawa

    日本流の良さを強みとして活かそうという趣旨には大いに共感できる。ただ、全編を通じてカタカナ言葉が多すぎて、日本流との違和感を感じた。

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