Books

すべては子どもの学びのために 子ども主役の学校へ、いま名古屋から

名古屋市教育委員会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491054551
ISBN 10 : 449105455X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

名古屋市が推進する、新たな学び・学校の姿とは?

本書の概要
名古屋市教育委員会では「NAGOYA School Innovation(ナゴヤスクールイノベーション)」と銘を打ち、子ども一人一人の興味・関心や能力、進度に応じた「個別最適な学び」と「協働的な学び」を目指してきました。本書では、そのプロジェクトの概要、先進的な取組を成功に導いてきた矢田・山吹小学校の実践、子どもの悩みや困難をチームで支える『なごや子ども応援委員会』の支援事例を紹介します。

本書からわかること
名古屋市が推進する新たな学びの姿
政令指定都市である名古屋市は、「学びの構造転換」に向けて自治体をあげて取り組むことを宣言しました。 名古屋市ほどの大きな自治体が、適切な予算を割って「学びの構造転換」をここまで本気で目指した例はありません。「NAGOYA School Innovation(ナゴヤスクールイノベーション)」と銘を打ち、子ども一人一人の興味・関心や能力、進度に応じた名古屋版の「個別最適な学び」と「協働的な学び」の内容、全国から視察が絶えない教育の全体像が明らかになります。

名古屋市立矢田小学校の取組一人一人が、わくわく探究!プロジェクト型学習
PBL(Project Based Learning)を取り入れ、一人ひとりが自ら問いを立てて探究する子ども主体の学びの姿を紹介します。自らの企画に自信を持って取り組み、「私はこれを実現したい」「そのために調べていきたいことがたくさんある」という思いの溢れた学びは、教育観のマインドセットにつながっていきます。

名古屋市立山吹小学校の取組自分のペースで学ぶ!マイ時間割による学習
山吹小学校の取組は、イエナプラン教育との出会いから始まりました。 イエナプランのいいとこ取りである「山吹セレクトタイム」、異年齢で学ぶ「ふれあい学習」「山吹アドベンチャープログラム」が誕生していきました。教師は子どもの間を歩き回りながら、子ども毎の時間割を手元で確認しつつ、一人ひとりの学習進度に応じてアドバイスするコーチ役となっています。これまでの一斉授業から転換し「学びの景色」を変えることができた成功例を紹介します。

『なごや子ども応援委員会』の取組子どもたち一人ひとりに居場所を
全国で初めて、全市立中学校118校にスクールカウンセラーを常勤配置し、スクールソーシャルワーカーなど教員以外の専門職が常勤で、子どもの悩みや困難をチームで支える『なごや子ども応援委員会』。全国に例のない、応援委員会の設立経緯や各専門職の役割、支援事例を紹介します。また、不登校の子どもための、校内の教室以外の居場所づくりの取組も紹介します。

こんな先生におすすめ
・名古屋市版「個別最適な学び」「協働的な学び」の具体を知りたい先生
・「自由進度学習」「イエナプラン」など先進的な学びの具体を知りたい先生
・不登校の子どもの居場所づくりの取組を知りたい先生

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • zel

    うむ。 すてきなことは分かる。ここまでくるのに、さまざまな苦心したことや葛藤したこともあると思う。そこも知りたい。

  • autumn_snow

    イエナプランの内容や効果については他の書籍でも分かるので、正直最も知りたいのは、こうした実践を日本の教育制度の中でどのように行っているのかということである。例えば標準時数の管理や、国が進める教科担任制との兼ね合い、学習指導要領との関連など、日本で導入するに当たって障壁と考えられる様々な制度等をどのようにしてクリアにしているのかを知りたい。

  • Kyoko N

    名古屋教育委員会、すごい!こんな教育のパラダイムシフトを実践しているとは、驚きしかない。子ども主体であることは大前提だが、これ、教員にとってもいいのでは?プロジェクトを進めていくうちに、子どもたちのチカラがみなぎっていくのがよくわかる。また、SSW、SCの対応事例を読むと、すべてを教員がこなしている状況がありえないと思えてくる。きっとキーパーソンがいるんだと思うなぁ。システムは違うが、NPO法人パノラマの石井さん、役目としてはとても近い。「知らない大人に相談なんかできない」当たり前だ。

  • ラッキー

    これからの日本の課題に対し危機感をもち実際に教育改革に取り組んでいる名古屋市の取り組みがわかった。 この考え方を現場に広め、浸透させることが必要。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items