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図書室のはこぶね 実業之日本社文庫

名取佐和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559544
ISBN 10 : 4408559547
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

10年ぶりに返却された本の秘密とは――「泣きながら読んだ」「これは名作!」と熱烈な支持を集める青春小説が待望の文庫化!

【著者紹介】
名取佐和子 : 兵庫県生まれ。明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で作家デビュー。著書に第5回エキナカ書店大賞を受賞した『ペンギン鉄道 なくしもの係』ほか多数。本作と同じ野亜高校が舞台の『銀河の図書室』は、2025年第71回「青少年読書感想文全国コンクール」【高等学校の部】課題図書に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takaC

    とても熱中できる本で寝がけに読んで寝落ちしなかったのは久しぶり。この数年未来の話と思われる『銀河の図書室』を先に読んでしまったことによる個人的な謎解き要素もあって十二分に楽しめた。読む順が逆になったのはそれも一興と思うが解説の松井さんと同じように『銀河』を再読し、そしてその後は「幸せな永久運動」に陥りそうだ。

  • mayu

    体育祭で行われる"土曜のダンス"が伝統の高校が舞台。バレーボール一筋だった百瀬が友人の代わりに1週間図書委員をやる事になり、一冊の本に隠された謎を追っていく…。体育祭の準備とか部活とか委員会で初めて会う同級生とか、あぁ青春!!青春ものってあんまり読まないけど、ミステリー要素もしっかりあって読みやすい。自分の好みの本に導いてくれる検索機使ってみたいなぁ。作中に沢山本が出てくる所も魅力で、高校生に是非読んでほしい。高校生の自分の力で変化を起こしていくまっすぐなエネルギーと眩しさを感じた一冊。

  • よっち

    10年前に貸し出されたままだったケストナーの『飛ぶ教室』は、なぜ今野亜高校の図書室に戻ってきたのか。1冊の本に秘められたドラマが動き出す青春小説。体育祭を控え校内が沸き立つなか、怪我をして体育祭に参加出来なくなり、友達の図書委員の仕事を一週間代わることになった百瀬。そこで見つけた「飛ぶ教室」の謎を解明するために朔太郎と真相に挑む展開で、卒業生たちの果たされなかった思い、そして今の体育会で直面する問題があって、繋がった過去と今の因縁を乗り越えるためのアイデアを見出してゆく結末がなかなか印象的な物語でしたね。

  • Y.yamabuki

    ミステリー ✕ 青春そして本、とても素敵な物語だった。サクサク読めるけれど、読み応えも十分。謎解が進む中、それぞれの生徒の問題が浮き彫りになり、体育祭の日に向かっていく。本の謎と土曜日のダンスがうまく絡めてあり、ラストでそれらもスッキリ。切ないところも有ったけれど、爽やかで優しい物語。そして幾つもの印象に残る言葉があった。ノアの方舟のたとえ、新しい伝統の話、立場の数だけ正義があり…等々。

  • さくさくと♪高校時代のアレコレが、浮かびました。振り返ると楽しかったなぁ^ ^二作目があるようなので、読むの楽しみです。

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