Product Details
ISBN 10 : 4582531806
Content Description
近道は、美しい姿がどれかを見つけることだ―モダニズム思想を広めた建築家が見つめた現在と未来。
目次 : 三つの建築家像/ コンクリート壁の表情/ 木造住宅の現代性?/ 都市住居論/ 環境工学とは何か/ 硬い殻軟かい殻/ 木の文化/ 自然、何を自然というのか/ ファサードについての断章/ 地表は果して球面だろうか/ 不連続統一体の提案/ 有形学へ/ あそびのすすめ/ 好きなものはやらずにいられない―生きるか死ぬか生命力を懸けて/ 人生は賭けの連続/ 私の住宅論/ 『ある学校』
【著者紹介】
吉阪隆正 : 1917〜80。建築家。1917(大正6)年2月13日、東京市小石川区(現文京区)に、父俊蔵(官僚)、母花子の長男として誕生。父母とも先祖は学者の家系で知られる箕作家。20年、国際労働機関設立のため父が赴任したスイス・ジュネーヴへ。23年帰国し、暁星小学校に入学。大久保百人町(現新宿区百人町)に居住、日本では生涯その地に住む。29年、再度ジュネーヴへ。思考と環境の多様性を尊ぶ思想の基礎は海外生活で培われた。33年帰国。早稲田高等学院を経て早稲田大学建築学科卒。大学の師は考現学者の今和次郎。47年、30歳で母校の助教授に(59年に教授、69年に理工学部長)。50年、フランス政府給費留学生として渡仏、ル・コルビュジエのアトリエで働く。帰国後建築家としての活動を本格化、56年竣工のヴェネチア・ビエンナーレ日本館は、戦後日本のモダニズム建築の出発点と言われ、芸術選奨を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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