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世界で一番美しい海のいきもの図鑑

吉野雄輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422430157
ISBN 10 : 4422430157
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

5ミリのクラゲから50トンのクジラまで、美しくも不思議な命たちの競演

潜水歴40年、世界80カ国以上の海を旅してきた海洋写真家が出会った地球上のもう一つの世界。ハッとするような美しい色をした魚や、この世のものとは思えない不思議な姿形をした生き物など、生命の神秘や一瞬の輝きを捉えた厳選写真375点を、撮影者だけが書けるライブ感あふれる文章と興味深い生態エピソードとともにまとめた。黒バック写真をメインに、多種多様な命に満ちた豊饒なる海の世界を堪能できるビジュアルブック。


「海に潜りはじめて40年程たちましたが、今も青く大きな海の風景そのものが大好きです。海は、命の故郷であり、宝庫であり、もしかすると一番容易に野生動物に会える場所でもあります。彼らと出会い、撮影後に勉強してみると、最初、可愛く美しかっただけの生き物たちは、いつしか自分の中で、ただただ、すごいものに変わりました。」 *著者あとがきより

「学術論文では黒バックは珍しくないが、ほぼ全ページが黒バックの図鑑とは挑戦的な試みである。しかも単に被写体を切り抜いた写真ではなく、背景となる海の深みや奥行きがそのまま残されているため、どの動物も今にも飛び出てきて、どちらに、どう動くのかが感じられるほどである。」 *監修者の言葉より

【著者】吉野 雄輔(よしの・ゆうすけ)
1954年、東京生まれ。海と海の生きものを愛する海の写真家。吉野雄輔フォトオフィスを主宰。1982年、フリーの海洋写真家としてスタート。NHK「海のシルクロード」の水中スチール班としてシリアへ遠征するなど、世界80カ国ほどの海を取材。2009年、国内各地をキャンピングカーで取材し、1年間の半分以上は海に潜り、30数年スチール写真を専門とする。シャープでアーティステックな写真で、多くのファンをもつ。写真集、図鑑、児童書、雑誌、広告の世界と幅広く活躍。社団法人日本写真家協会会員。著書に『地球2/3海』(マリン企画)、『海の本』(角川書店)、『山溪ハンディ図鑑 日本の海水魚』(山と溪谷社)、『たくさんのふしぎ この子なんの子?魚の子』『ヒトスジギンポ 笑う魚』(福音館書店)など多数。
吉野雄輔の海底探検 http://happypai.wix.com/kaitei
ゆうすけの豪海倶楽部 http://www.gokaiclub.com/

【監修者】武田 正倫(たけだ・まさつね)
1942年、東京生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。国立科学博物館動物研究部部長、東京大学大学院理学系研究科教授、帝京平成大学現代ライフ学部教授を歴任。現在は、国立科学博物館名誉館員、名誉研究員、国立感染症研究所寄生動物部客員研究員。専門は海産無脊椎動物学で、甲殻類を中心とした系統分類学、生態学、発生学、動物地理学。900編余の学術論文と総説のほか、『日本列島の自然史』(分担執筆、東海大学出版会)などの学術書、『エビ・カニの繁殖戦略』(平凡社)などの一般書、『絶滅危機生物の世界地図』(丸善)などの翻訳書、『干潟のカニ・シオマネキ — 大きなはさみのなぞ』(文研出版、第41回毎日出版文化賞)などの児童書、『ポプラディア大図鑑ワンダ 水の生きもの』(ポプラ社)、『ニューワイド学研の図鑑 水の生き物』 (学習研究社)などの図鑑、辞典類に関する執筆、監修が多数ある。

【著者紹介】
吉野雄輔撮影 : 1954年、東京生まれ。海と海の生きものを愛する海の写真家。吉野雄輔フォトオフィスを主宰。1982年、フリーの海洋写真家としてスタート。NHK「海のシルクロード」の水中スチール班としてシリアへ遠征するなど、世界80カ国ほどの海を取材。2009年、国内各地をキャンピングカーで取材し、1年間の半分以上は海に潜り、30数年スチール写真を専門とする。シャープでアーティステックな写真で、多くのファンをもつ。写真集、図鑑、児童書、雑誌、広告の世界と幅広く活躍

武田正倫 : 1942年、東京生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。国立科学博物館動物研究部部長、東京大学大学院理学系研究科教授、帝京平成大学現代ライフ学部教授を歴任。現在は、国立科学博物館名誉館員、名誉研究員、国立感染症研究所寄生動物部客員研究員。専門は海産無脊椎動物学で、甲殻類を中心とした系統分類学、生態学、発生学、動物地理学。900編余の学術論文と総説のほか、学術書、一般書、翻訳書、『干潟のカニ・シオマネキ―大きなはさみのなぞ』(文研出版、第41回毎日出版文化賞)などの児童書、図鑑、辞典類に関する執筆、監修が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち♬

    著者が25年かけて撮影した375枚。ほぼ全て黒バックで挑み、場の奥行きを残し、感動や驚きを率直に記したコメントと相まって鮮度が高い。何より被写体の息遣いや躍動感を捉えた高解像度の写真の説得力が圧巻。科学の世界かと思わせるジャコガイの外套膜、コバンザメに怒り心頭のアカウミガメ、必死に求愛するオオカズナギ、言われないと気づかない擬態。多様な色彩だけでなく、営みが活写されているから本書は真に美しい。「形」「発光」「戦略」「華」「群れ」といった独特な章立ても効果的で、意図通り一日の終わりに静かに寛いで眺められる。

  • あじ

    海底にはもう一つの宇宙が、存在していた。遊泳する魚、フラダンスを踊る海藻、カスタネットを叩く貝…思い思いの衣裳で、私をもてなしてくれた。中には変わり者もいてゴミでアート武装するバフンウニ、泳ぐのが面倒で亀の背中にただ乗りしているコバンザメもいる。人間世界も色々、海の底も種々。宇宙船から地球を眺めた時、生物が作った構造物で目視出来るのは万里の長城と、サンゴ礁だけだという。海は地球の中の宇宙だ。著者は海に潜り40年、写真を撮って25年。写真は借り物ではない、実際にファインダーから見た世界。読み物も充実している

  • GAKU

    妻の誕生日に、友人からプレゼントされた本。魚、貝、クラゲ、etc.....。色々な海の生き物が沢山。題名の通りどれもみな美しい。図鑑って見ているだけで楽しいですよね!私の一番のお気に入りは、エイリアンのモデルと言われている、「オオタルマワシ」です!

  • けんとまん1007

    まさに大自然の神秘の力としか、言いようがない。形、色、大きさ・・・こうなるには、それぞれ理由があるはず。だからこそ、興味が尽きない。

  • はな

    図書館本。娘のために借りた1冊。神秘的な写真とさまざまな海の生き物たちが色鮮やかで見てとても綺麗だなと思える1冊でした。たまにグロテスクだったり、不気味だったりもあるけれど、全体的に綺麗だなと思えました。

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