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1日で読める平家物語

吉野敬介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784487805303
ISBN 10 : 4487805309
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2011
Japan

Content Description

痛快「つっこみ」平家物語!物語の名場面や登場人物の心情をリアルに描写し全192話すべてのストーリーが1話完結型でわかる最良の入門書。

目次 : 祇園精舎/ 殿上闇討/ 鱸/ 禿髪/ 吾身栄花/ 祇王/ 二代后/ 額打論/ 清水寺炎上/ 東宮立〔ほか〕

【著者紹介】
吉野敬介 : 神奈川県鎌倉市生まれ。東進ハイスクール古文講師。吉野塾塾長。中学時代から暴走族に加わり、特攻隊長となる。高校卒業後、20歳の9月に大学受験を決意。4カ月で国語の偏差値を25から86に上げ、國學院大學に合格。大学卒業後、代々木ゼミナールの講師採用試験に史上最年少かつ最高得点で合格し、以降16年間トップの座に君臨、100万人以上の生徒を合格に導いた。2007年に代々木ゼミナールを退職後、個別指導の吉野塾を設立。2008年4月からは、東進ハイスクール古文講師として再び教壇に立っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すのさん

    「平家物語」を細かい内容まで初めて読んだ。物語中盤の巻ノ六に入道死去があり、巻ノ七には主上都落、維盛都落、忠度都落と平家の都落が続く。巻ノ九には忠度最期、重衡生捕、敦盛最期と平家の没落が描かれる。源氏が平家を倒す勧善懲悪ではなく、あくまで主眼は平家に置かれる。源氏は東の野蛮人の一団のように描かれる。源氏に全くまとまりがなく、義経も英雄のように描かれていない。平家は貴族であったのに対し、源氏に貴族の血は最早なく、源氏こそが武士の祖であることを強く感じた。

  • 宮古

    初平家物語。ゆるい現代語訳と作者のツッコミが軽快で苦にならずに読めた。入門にはおすすめ。祇王、足摺、宇治川の戦い、木曽の最後あたりが特に好き。人間くさくてユーモアがあって、そこが平家物語の好きなところ。あの冒頭の「祇園精舎」は何度読んでも良い。

  • Primavera

    本当に1日で読めるかどうかは個人差があるので置いておいて…古典の現代語訳本としては、かなり楽しく読める本です。特に( )書きの中の吉野先生のツッコミが笑えます。ところどころ突っ込みどころが私とは違う(やっぱり男性は女性の記述に関してはやさしいのかな?)点はありましたが。図書館で借りてきた本でしたが、購入を検討中です。

  • Sanchai

    ベッドサイドでコツコツ読んだ。大河ドラマでは保元の乱にようやく突入するところで、平家物語はむしろ平治の乱の後の平氏絶頂期から話がスタートするので、まだ時期的には重ならないけれど、本書でも保元・平治の乱についての解説はあるし、ドラマでは既に鹿ヶ谷の陰謀で暗躍する藤原成親が登場しているので、鹿ヶ谷の顛末あたりまでの予備知識を得ておくにはちょうど良いタイミングの読書だった。

  • めると

    平家物語を概観するには良く、読みやすい語り口。史実ではどうだったのかなどを差し挟みつつ書いてあるのもわかりやすくて面白い。ただ、あまりに括弧閉じで差し込まれる作者のツッコミや感想がきついところもあり、物語に浸りながら読みたい人には向かない。ちょっとくだけた参考書みたいな気持で読むのがいいかも。

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