Books

歴代日本銀行総裁論日本金融政策史の研究 講談社学術文庫

吉野俊彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062922722
ISBN 10 : 406292272X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

明治十五年(一八八二)、近代的幣制を確立すべく創設された日本銀行。その歴史は波瀾に満ちている。昭和の恐慌と戦争、復興から高度成長、ニクソン・ショックと石油危機、バブル、平成のデフレ…。「通貨価値の安定」のため、歴代総裁はいかに困難に立ち向かったのか。三十一代二十九人の栄光と挫折を通して描く日本経済の鏡像。

目次 : 吉原重俊論/ 富田鐵之助論/ 川田小一郎論/ 岩崎彌之助論/ 山本達雄論/ 松尾臣善論/ 高橋是清論/ 三島彌太郎論/ 井上準之助論/ 市来乙彦論〔ほか〕

【著者紹介】
吉野俊彦 : 1915年千葉県生まれ。東京帝国大学法学部卒業。日本銀行入行後、長く調査局に勤め、1970年理事。日銀退任後、山一証券経済研究所理事長、会長、特別顧問。経済学博士。安定成長論を説き、高度成長論者の下村治との論争は有名。また森鴎外、永井荷風の研究でも知られる。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ともたか

    そうか、あいつの親父は結局「日銀総裁」になったのか。 それにしても息子殿は山登りがそれも八ヶ岳が好きだったなあ。いつか会えるかしら としひろ と。

  • O. M.

    歴代日銀総裁ごとに章立てされ、各人の生い立ち、時代背景、特筆すべき政策等がポイントを各数点に絞ってまとまっており、大変分かりやすい。ただし、著者は日銀の方のため、全般的に肯定的な論調になっているので、過去の政策を批判的に学びたいとすると、若干の物足りなさは残ります。

  • 熱東風(あちこち)

    近代の政治経済に興味はあったが断片的な知識しか持ち合わせてなかった日銀について書かれた本書を偶然発見、購入。ただ、これは日銀そのものではなく、総裁にスポットを当てたものだ。二度就任した人は一つの章でまとめて述べられている。なので日銀の歴史として読むのには適していない。とはいえ、昔と今の日銀の立ち位置や役割の違いなども分かって面白い。/筆者は日銀出身であり、そのため後の代になる程、謦咳に接する機会を得た人に対する論評になるためか、やや筆致の鋭さが鈍っているように感じた。/補論は別途一冊の本にしてほしかった。

  • okadaisuk8

    1982年設立の日銀の歴代総裁を1人ずつ紹介。ただ、昔の本故に1970年代の総裁で論評は止まり、あとは別の研究者が駆け足で黒田日銀まで取り上げる。日露戦争前に、政府の言うことを聞かなさそうな総裁が交代されたり、戦後も金融政策が後手に回っていると財界から批判されたり、歴史は繰り返すんだなと分かります笑。戦前は財界(特に大銀行)出身の総裁も多く、来歴も多彩。戦後も唯一の銀行出身の総裁への評価が高い。ここ数十年財務省OBと日銀出身者で総裁を回しているが、もっと色々な出自の人を考えてもよい気がする。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items