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焼跡からのデモクラシー上 草の根の占領期体験 岩波現代文庫

吉見義明

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006004835
ISBN 10 : 4006004834
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。

【著者紹介】
吉見義明 : 1946年生まれ。1970年東京大学文学部卒業、1972年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。中央大学名誉教授。日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Go Extreme

    戦後日本の変革:憲法第九条 平和主義 文化的平和国家 戦争放棄理念 民主主義形成 GHQ指導 平和意識の発展:戦争の記憶 戦争責任 敗戦心理 平和教育 世論調査 経済と平和 戦争責任と天皇制:戦争責任論 戦犯裁判 民衆責任 指導者責任 天皇制存続 天皇退位論 民主主義の再創造:自由と平等 市民意識 教育改革 市民運動 経済復興 政治参加 地域社会と民主化:沖縄の米軍支配 地域活動 住民権利擁護 地域民主主義 労働運動 組合運動 日本社会の未来:民主主義の課題 平和維持 政治的安定 経済的基盤 戦争の教訓

  • Go Extreme

    与えられた・自前の民主主義論 戦後社会の特徴 伝統の二側面 戦争→戦後: ―沖縄製糖社員 大阪陸軍造兵廠徴用工 東京・馬込隣組役員 平和の構想: 平和主義の成立 原爆と平和 平和意識の獲得: ある砥石屋 ある国鉄労働者 中島飛行機女子職員 戦争責任論と天皇制: 民衆の戦争責任論 東京裁判に対する反応 他のアジアに対する責任論 天皇の戦争責任 自由と民主主義の再創造T: 民主主義の論議 三菱重工横浜造船所工員 町工場の旋盤工 辺土名市役所・国頭村役所職員

  • 数之助

    流石に、丹念に史料を集めている。

  • qbmnk

    前作「草の根のファシズム」より少し勢いが弱いというか、未だ見つからない民主主義の着地点を探すようなところがある。敗戦直後の市民の思想の変容を立場や戦災の違いから比較していてとても面白い。「きけわだつみのこえ」に対して小学校卒の工員が同世代でも階層の違いから見え方の違いを感じているところが印象的。戦後物価の急上昇により人々の生活は苦しかったが、平和な世の中には全ての人が感謝している。戦争責任についての考え方も多様で今と通じていて興味深い。敗戦時に比較的若い世代の記録が多かったように思う。下巻も楽しみ。

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