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ISBN 10 : 4122069947
Content Description
『文章読本』の元祖・谷崎潤一郎から安岡章太郎、金井美恵子まで、二十名の錚々たる作家による文章論を精選。「判然明白に書く」(萩原朔太郎)、「書ける、と思い込む」(宇野千代)、「文章は削ることと見つけたり」(島尾敏雄)―大家が悩みつつ体得した、文章術の極意とは。新たに丸谷才一・吉行淳之介「『文章読本』についての閑談」を収録。
目次 : 文章の上達法(谷崎潤一郎)/ 谷崎潤一郎の文章(伊藤整)/ 僕の文章道(萩原朔太郎)/ 「が」「そして」「しかし」(井伏鱒二)/ 文章を書くコツ(宇野千代)/ 自分の文章(中野重治)/ わたしの文章作法(佐多稲子)/ センテンスの長短(川端康成)/ 質疑応答(三島由紀夫)/ 口語文の改革(中村真一郎)/ 文章を書くこと(野間宏)/ 削ることが文章をつくる(島尾敏雄)/ わが精神の姿勢(小島信夫)/ 感じたままに書く(安岡章太郎)/ 「文章」と「文体」(吉行淳之介)/ 小説家と日本語(丸谷才一)/ なじかは知らねど長々し(野坂昭如)/ 緊密で清潔な表現に(吉井由吉)/ 詩を殺すということ(渋澤龍彦)/ 言葉と“文体”(金井美恵子)
【著者紹介】
吉行淳之介 : 大正13年(1924)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和19年(1944)9月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。20年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。29年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。45年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。平成6年(1994)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓
読了日:2020/12/27
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読了日:2023/05/05
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