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学級崩壊 荒れる子どもは何を求めているのか

吉益敏文

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784874984598
ISBN 10 : 4874984592
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもが投げつけてくる「教師やめろ」などの罵声。なぜ子どもたちはそこまで荒れるのか。本書では、教師の苦悩を赤裸々に綴った記録をもとに、その背景に迫り、学級立て直しの道を探る。

【著者紹介】
吉益敏文 : 1952年京都市生まれ。京都府公立小学校教諭。教育科学研究会副委員長。関西・京都教育科学研究会事務局長。臨床教育学会会員・日本作文の会・どの子も伸びる研究会・地域民主教育全国交流研究会会員

山崎隆夫 : 1950年静岡県生まれ。元東京都公立小学校教諭。現在、都留文科大学非常勤講師。教育科学研究会常任委員。学びをつくる会、日本臨床教育学会会員

花城詩 : 公立小学校教諭。教師歴8年。全国生活指導研究協議会会員

齋藤修 : 千葉県公立小学校教諭。全国生活指導研究協議会常任委員

篠崎純子 : 神奈川県公立小学校教諭。通常級、支援学級、通級学級などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。特別支援教育士。臨床発達心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hr

    ベテランも新人も関係なく直面する可能性を孕んだ「学級崩壊」。学校での時間は人間対人間の真剣な時間。児童・生徒個人が集団に身を置いた時にキャラクターがどう変化するかなど、考えないといけないことは多い。教師と児童・生徒の相性の問題もある。印象に残った言葉は「子どもは、受け止めてくれる人の前で荒れる」という部分。もしこれに真実が含まれるのなら、学級崩壊に直面する教員に責任を押し付けて問題を終わったことにするのは大きな間違いではないか。「教師だけが目を通して終わり」という本にしてしまっては勿体無い本です。

  • nom

    重い本。荒れる背景に、学校組織、ひいては教育委員会の体制などがあるのだろうなあ。いじめの問題も同じような気がする。荒れるという過激な形にでるのか、いじめという表には見えにくい形として、子供たちの不満などがでるのかの差なのかなあ。つまるところ、学校を生徒・教師にとってとてもすごしやすい環境にするということが必要なのかなと。赤の他人ではなくて、知っている人に出ているからある一種の「Help」というサインなのかなあと思った。教師が働きやすい学校とそうではない学校とあるのだなあ。

  • ちぃ

    若い教師の手記や座談会を元に分析や解決を探るレポートで構成された本。「学級崩壊」を体験した若い教師の主観だけでなく、そこにベテラン教師の客観的な考察が混じっていて興味深い。「正解」のない学校という教育機関で何ができるのか。また何ができないのか。教師もそうでない人も、子供がいる人もいない人も、「義務教育」が存在する日本に暮らす人にはぜひとも読んでほしい一冊。

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