浅田真央ファンならずとも、フィギュアを応援する人々にも読んで頂きたいと願っています。本書を読みながら、あの小さかった浅田選手が、スケートが楽しい！と溌剌と滑っていた頃が思い出され、ホントに大きくなったなと、嬉しいような、懐かしいような、寂しいような、そんな気持ちで、涙がちょっと滲んでしまいました。 フィギュアに出会い、自らの努力で、自分の打ち込める道で、みごとに花を開かせました。 普段は髪も簡単に縛るだけで前髪がぽよぽよ、ほぼノーメイクの彼女だが、試合やショーだとガラリと変わり、観てを引き込む。 EXなどでも違った新たな表現に取り組み、毎回違う顔を見せてくれる、浅田選手。 彼女は、とことん、アスリートなのだと思います。 苦しい時もあるでしょう。でもフィギュアを好きだと言う気持ち、忘れないでと願っています。