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「4割値上げ」で始まる小さな会社のらしさブランディング

吉田由佳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784496057458
ISBN 10 : 449605745X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

社会情勢が激しく変化する中、小さな会社の経営者は相変わらず「安売り」を続け、苦しみながら経営している。「謙虚は美徳」の教育を受けてきた日本人は、価格を高くつけることに抵抗があり、お客様が喜ぶのは「安売り」だと信じて疑わない。
しかし、商品を沢山売っても、経営の苦しさから抜け出せない小さな会社が多いのは何故か。
商品価格が安すぎるからである。
商品価値や会社のブランドイメージが上がれば、商品価格を上げることができると信じてやまない経営者が多いが、それは幻想だ。

この本は、「4 割値上げ」から始めるブランディングの実践書。
ブランディングというと、いかに魅力を伝え商品価値を上げるかと考えがちだが、大事なのは、「商品価格」自体を上げることである。まずは商品の価格を「4割値上げ」してみる、そこからがスタートだ。
じわじわ値上げではなく、4 割なのには理由がある。2割が赤字補填や仕入価格などのブレの調整、2割が利益の確保だ。
値上げをしたうえで、商品の価値をどう伝えるかを考える。この順番こそが、小さな会社が成功する秘訣だ。

ではどうやって、価格イメージに合った価値を伝えていくのか。その鍵となるのが「エンターテイメント」である。
人は、モノではなく感情で買う。仕事や生活で沢山のストレスを抱えている消費者は「心を満足させる消費」を求めている。
つまり、「お金があるけど疲れている」消費者に、いかに気持ちよくお金を使ってもらうかが鍵となるのだ。

ただの「モノ売り」を脱して、自社“らしさ”を起点としながら顧客へのエンターテイメントを生み出す会社になるためには、本書の3つのステップが必要となる。
まずは自社“らしさ”の「棚卸」、そして自社のサービスや商品を最短で理解してもらえる「トリセツ」作り、最後に、顧客の行動変革を促す「発信」だ。ただ一方的に発信するだけではなく、顧客が喜ぶ姿を想像しながらタッチポイントに仕掛けを作っていき、知らず知らずのうちに顧客を自社のペースに巻き込んでいくことが重要となる。

本書のワークを一歩ずつ進めていくことで、三方良し(自社・顧客・取引先)のブランディングを確立させていくことができる。

【著者紹介】
〓田由佳 : ブランドビジネスコンサルタント。中小企業診断士。東洋大学大学院非常勤講師。日・米・欧の高級ファッションブランド(DRIES VAN NOTEN、HELMUT LANG)で企画・MD・営業・生産管理などを経験。独立後は、ブランドビジネスコンサルタントとして、国内外の企業や大学などに向けてコンサルティングやセミナーを実施するなど、企業・組織・人を育てる活動をしている。企業支援実績は、製造業、卸売業、小売業、サービス業と幅広く500社を超える。ビジネスをブランド化、エンターテイメント化することで、罪悪感なく値上げをして、利益を得る実践的なブランドビジネスは、広く共感を得て、実績に繋がったとの喜びの声が多数寄せられている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Takateru Imazu

    「4割値上げ」で始まる小さな会社の”らしさ”ブランディング 著:吉田由佳 本書は、「まずは覚悟を決めて4割値上げし、そこからその値にふさわしいイメージを築き上げましょう」という、これまでのブランディングの流れとは真逆の手法を取る本である。 値上げやブランディングは手段に過ぎない。経営者や従業員が仕事にやりがいを感じ、自信を持ち、幸せそして自由になることこそが最終目的となる。 構成として、ただ読み進める(インプット)だけではなく、頭と手を動かしてワークシートを埋めていく(アウ

  • まんまる

    ピンと来ない。

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