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煙鳥怪奇録 3 (仮)竹書房怪談文庫

吉田悠軌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801935211
ISBN 10 : 4801935214
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

膨大な数の怪異を取材し、ネット配信でその恐怖を語り続ける男・煙鳥。彼の取材録を二人の怪談作家が紐解き、再取材する異色の実話怪談集。足の痛みを訴えてマッサージ店に来た女性、呪術師になるために足を食べているからと言うのだが…「足を喰らう女」、小学生時代繰り返し見ていた奇妙な夢。浴槽の蓋が内側から開いていくのを見ている夢なのだが、後年怖ろしい事実が…「見知らぬ風呂場」、作業療法士が準備をしている間、突如待合室から消えた患者。見つかったのは立入禁止のとあるエリアで、しかも驚くべき証言が…「ここで待ってて」、父と虫取りに入った山で何度も遭遇する母子の姿。すると父の様子がおかしくなり…「採集の夜」他、全21話収録!

【著者紹介】
煙鳥 : 怪談収集家、怪談作家、珍スポッター。「怪談と技術の融合」のストリームサークル「オカのじ」の代表取り締まられ役。広報とソーシャルダメージ引き受け(矢面)担当。収集した怪談を語る事を中心とした放送をニコ生、ツイキャス等にて配信中。怪談収集、考察、珍スポットの探訪をしている。VR技術を使った新しい怪談会も推進中。2022年、自身の名を冠した初の怪談集『煙鳥怪奇録 机と海』を、吉田悠軌、高田公太の共著で発表

高田公太 : 青森県弘前市出身。O型。実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者

吉田悠軌 : 怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    『煙鳥怪奇録』シリーズ三冊目である。普段、実話系はともかく実話怪談はあまり手には取らないのだが、煙鳥の話は興味深く読んでいる。夏に読んでいるので「怪談の夏、煙鳥の夏」であるが、今回は奇妙な物語風の話が多かったように感じた。最初、表題の“足を喰らう…”に厭なイメージを抱いて読み始めたが、その話自体は全体の締めくくりとして最後に語られ、その結末の意外さに怖さより、哀れを感じてしまった。

  • あたびー

    ドハマリして次々煙鳥怪奇録を読み四冊目(順番めちゃくちゃ😆)。表題は一体なんの事だろうとすごく気になりました。したっけ、こういうことだったのだ。なんだか、最初の印象とは違って悲しい話でした。煙鳥さんの語る怪談について他の人達と議論する場面がいくつかありますが、ワイワイしていて楽しそう。

  • 佐倉

    個人経営のマッサージサロンにやってきた謎の女性。呪術師の修行中と語る彼女に付きまとわれる体験談『足を喰らう女』。やはり煙鳥氏の語りだとある程度の長さがあるエピソードが特に楽しい。考察パートのワクワク感と言えばいいのか。洒落怖的な、出来事が進行するのを見守る感覚が味わえる一篇。一話完結型ではちょっと変わったこっくりさんの『分身さん』雑音の中に「ん?」となる違和感が混じる『雪夜の声音』奇妙な夢と現実の一致の『見知らぬ風呂場』が気味悪くて面白かった。『ダイブ!』のようなオチに投げやり感のある話も健在。

  • 燃え尽きタコ

    表題の『足を喰らう女』の終盤が絶妙な後味でいい。

  • うさっち

    「足を喰らう女」ストーカーみたいで別な意味で怖かった。「寝言アプリ」自分なら変なこと言ってたら怖いから使おうと思わない。

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