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煙鳥怪奇録 2 (仮)竹書房怪談文庫

吉田悠軌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801933125
ISBN 10 : 4801933122
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ネット配信の世界で大注目の怪談収集家・煙鳥。放送で自らが取材した実話怪談を語ってきた彼が、これは活字として記録すべきという格別に奇怪で空恐ろしい話を厳選して収録した実話怪談集。福島県の集落に実在する人死や不幸が度重なる忌み地。土地の因果を調べると衝撃の事実が…「土地遣い」、ご神木を伐った家に生まれる足だけの赤子の怪…「実家にて神木と縁」、屋根裏部屋に出る鼠の死骸と押し入れに棲む謎の老人…「ひもじい」ほか、人気怪談作家・吉田悠紀、高田公太の二人も参加、煙鳥の怪談を再取材して書き下ろした。実際の取材ノートや証拠写真も公開、この恐怖に身を投じよ。

目次 : 土地遣い1 父の話/ 土地遣い2 現在のシェパード見取り図メモ/ 土地遣い3 シェパード/ 土地遣い4 泥棒/ 土地遣い5 転倒事故/ 出戻り/ カンちゃん/ 煙鳥君は語る/ 実家にて 天井の札/ 実家にて 妻の夢〔ほか〕

【著者紹介】
煙鳥 : 怪談収集家、怪談作家、珍スポッター。「怪談と技術の融合」のストリームサークル「オカのじ」の代表取り締まられ役。広報とソーシャルダメージ引き受け(矢面)担当。怪談収集、考察、珍スポットの探訪をしている。VR技術を使った新しい怪談会も推進中

吉田悠軌 : 怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動

高田公太 : 青森県弘前市出身。O型、実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    実話怪談集。「土地遣い」というある土地を巡る因縁の話を中心として、その他いくつもの話が語られている。周辺部に置かれた話は実話怪談として可もなく不可もなくといった話が多いが、中心となっている連作がこれまた面白い。最初は被害も微妙と思っていたが、各々の事件が有機的な繋がりを持ち始める頃になるともう目が離せない。モキュメンタリーは大好きなので一層面白く読めた。そして次第に明らかになる真相、因縁を持つ土地に関する話はいくつも読んだ事があるが、こういった使い方は今まで考えた事も無いので脱帽。それでこのタイトルか。

  • sin

    怪談ドキュメンタリーと云うのであろうか?語り手の煙鳥が実家のある地域で掘り起こした土地に纏わる因縁が彼の取材に依って少しずつその真相をあらわにしていく様が描かれ、そこに意図的に土地に怪異を憑かせる“土地遣い”と云う行為が浮かび上がってくる。だがしかし、それはもちろんコントロールの出来ない事象であることは云うを待たない。やがて彼の取材により語り手に関わる因縁めいた出来事との繋がりをも判明させて…果たして怪談とは知ることに依ってその影響力を拡張していくのではないかとの危惧さえ感じさせた。

  • あたびー

    電書。またまた吉田さんと高田さんの力を借りて煙鳥さんの怪談を文章にした本。今回は会津地方の奥にある煙鳥さんの実家の集落に起こった事件を彼が足を使って探索していくというもので、大変臨場感があり、読み手の方も緊張する。ある美容院の敷地内で連続して起こる事件や事故。その件について集落の人々が何となく匂わせていく隠された事実を追っていきます。煙鳥さんが大学時代に付き合った女性がこの件に関係していたかもしれないというのが怖かった。煙鳥さんは驚いていたけど、利益のためにわざわざ呪いを引き込む話はいくつも読んだ。

  • ミエル

    YouTubeチャンネル オカルトエンタメ大学で著者の語る土地遣いを聞き、興味を持って読んでみた。語りとほぼ同内容の興味深い忌み地の成り立ちのルポルタージュは読み応え十分。無知からくる過失で起きる祟りと故意に祟りを起こさせた結果の顛末では、どんな差異はあるのか?とても気になり興味深い。でも、全体の構成が謎過ぎた。土地遣いだけを固めて掲載すてしまうと何かさわりでもある?読みにくくない?共著の怪談本を読み慣れていないので、こう言うものなんだろうか… と気になっている。

  • ある土地に纏わる忌まわしい話。最後まで読んでそういうことか!となった。合間の花子さんの話は自分が子どもの頃、和恵さんの立場で仕方ないから付き合うみたいな事をしてたのを思い出した。

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