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実話怪談 牛首村(仮)竹書房文庫

吉田悠軌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801929272
ISBN 10 : 4801929273
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

禁断の村落「牛首村」は実在するのか―?北陸に最凶とうたわれる二つの心霊スポットがある。富山県魚津市の山中に取り残された廃ホテル、坪野鉱泉の「ホテル坪野」。そして、石川県と富山県の県境にある曰く付きの隧道、通称「牛首トンネル」がそれである。映画「牛首村」の舞台にもなったこれらの地の闇を徹底検証、坪野鉱泉ホテルの探索ルポのほか、日本各地に残された不気味な廃村を写真付きで紹介する。また、坪野鉱泉や隧道で実際に起きた怪奇事件、口減らしや神隠し、双子や牛に纏わる恐怖の村怪談も収録。北陸最大のミステリーに迫る、実話怪談版・牛首村!

【著者紹介】
吉田悠軌 : 怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。月刊ムーで連載中。オカルトスポット探訪雑誌『怪処』発行。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動

栗原亨 : 1966年生まれ。樹海及び廃墟探検家。30年以上にわたり約1500箇所の廃墟を巡り、青木ヶ原樹海にて70体以上の自殺遺体を発見。近年はテクニカルダイバーの資格を取得し、海中の廃墟である沈船を30隻以上探索(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA

    映画化される『牛首村』。本書はその実話怪談版の方。今までのシリーズ通り、前半はそのスポットに関するルポタージュ、後半は実話怪談という構成になっている。前半の坪野鉱泉に関する怪談は女性二人が行方不明になっていた事件が中心。一応解決したとはいえあの事件がこのスポットに与えた影響って絶大なものがあるな。潜入ルポも興味深し。ただ廃村紀行は面白いけど関係あるのかなあ。後半の実話怪談は玉成混交だが、久田樹生「山の中で」が凄い。『新耳袋』の山の牧場の衝撃を思い出す。あと富山県って暴走族発祥の地なのね。豆知識がまた一つ。

  • ヒデキ

    公開前の「牛首村」の元ネタであり、ロケ地でもあるそうな「坪野鉱泉」とその近辺の検証をメインに、多くの「村怪談」で構成された実話怪談集です。 最後の「山の中で」は、もっと膨らませたら、長編の怪談になる怖さがあってたのしませていただきました。

  • cao-rin

    1996年に坪野鉱泉に向かった2人の若い女性が行方不明になった事件は余りにも有名ですね。前半はホテル坪野を始め幾つかの廃墟や廃村のルポ、後半に実話怪談という構成です。ルポでは、茨城県のある村で、17軒の家が生活の痕跡を残したまま廃村になった理由が全く分からず不気味でした。実話怪談はどれも良作ですが、「双児」「ホテル廃墟」「山の中で」が印象に残りました。所謂心霊スポットには近づいてはいけません😰「山の中で」は、他の読友さんも仰っていたように、「新耳袋」の中の「山の牧場」の戦慄が蘇ってきました😱

  • かおりんご

    ホラー。牛首村は、実在しない。けれど、そのもとなった話はあるらしく、前半がルポ、後半は似たような実話怪談という構成。遠いむかしに牛首峠に行ったなと思いつつ読了。坪野鉱泉に行ったっきり行方不明になった女性二人のことを思うと不憫な気持ちになる。

  • 高宮朱雀

    犬鳴、樹海と続く村シリーズの3作目。お決まりの前半のルポ部分が多過ぎるのは仕方のない事なのか…?ここで興が削がれる感じがしてならない。 後半の実話怪談はそこはかとなく怖いという印象が残った。勿論、きちんとした理由があっての怖さは当然だとしても、俗に言われる嘘から出た真のように噂が一人歩きした結果が怪異として捉えられているというのは流石に違うだろうと思った。

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