Product Details
ISBN 10 : 4480069038
Content Description
野党は無責任で党利党略ばかり―。そう感じる人も少なくないだろう。だが野党は、民主主義をよりよくする上で不可欠のツールである。与党の取りこぼす民意をすくい上げ、政治に反映させ、争点を明確化し、異義申し立てをする。それによって代表制民主主義は安定を手にする―。野党の歴史から各国比較まで、基礎知識を整理し、これからの野党を展望する本書は、野党を「上手に使いこなす」ための必読の書である
目次 : 序章 何のための野党か?(野党の三つの機能/ 野党はユビキタスな存在? ほか)/ 第1章 新しい野党のかたち(汲み尽くし得ない民意/ ヨーロッパとアメリカの投票行動 ほか)/ 第2章 日本の野党を考える(「かりそめ」の五五年体制/ 変化をいとわぬ「保守本流」 ほか)/ 第3章 野党を複眼的に考える―ほかの国のオポジションたち(多数主義型とコンセンサス型/ 権力をどう分散させるか ほか)/ 最終章 来るべき野党、これからの対立軸(転機となった一九七三年/ 新自由主義はなぜ台頭したのか ほか)
【著者紹介】
吉田徹 : 1975年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、東京大学総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、北海道大学法学研究科・公共政策大学院准教授、フランス国立社会科学高等研究院日仏財団リサーチアソシエイト。比較政治、ヨーロッパ政治を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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樋口佳之
読了日:2016/11/03
coolflat
読了日:2017/11/20
かんがく
読了日:2021/11/23
孤独な読書人
読了日:2016/07/23
けぴ
読了日:2016/11/24
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