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野党とは何か 組織改革と政権交代の比較政治 Minerva人文・社会科学叢書

吉田徹 (政治学者)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623073900
ISBN 10 : 4623073904
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政権交代の常態化は、「野党」がどのような存在であるのかという問いを浮上させる。本書では、これまで研究が十分でなかった「野党」の定義と機能を明らかにし、イギリス、(西)ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、アメリカ、日本の主要政党が野党時代にいかなる戦略・制度・リーダーシップ構造のもとに組織を改革していったのかを分析し、「野党」の果たすべき役割と民主政治のダイナミズムの源を探る。

目次 : 序章 野党とは何か―「もう一つの政府/権力」の再定義に向けて/ 第1章 イギリスにおける反対党の党改革と応答政治―「ブレア革命」の再検討/ 第2章 ドイツ国民政党の二つの野党期―野党改革は今なお問題か/ 第3章 フランス二大政党の大統領制化―動員様式をめぐる収斂?/ 第4章 野党なき政党の共和国イタリア―二党制の希求、多元主義の現実/ 第5章 ベルギー分裂危機への道―フランデレン・キリスト教民主主義政党の党改革/ 第6章 アメリカ・オバマ政権の誕生とその含意―「草の根」の動員過程をめぐる考察/ 第7章 日本における民主党と政権交代への道―政策的許容性と包括性

【著者紹介】
吉田徹 : 1975年東京都生まれ。2005年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、北海道大学大学院法学研究科/公共政策大学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 犀川

    SPDがシュミット以降有力な指導者を輩出できず失墜していくところがなかなか大変そうだった。コミュニティオーガナイジングを通して戸籍制度のないアメリカで、戸別訪問によって選挙区の投票行動を調べるのは面白いし、オバマ初当選に結実した民主党の労組、草の根の組織化なんかは、普段共和党の選挙戦術ばかり見知っていると新鮮だった。こういう多数派連合の作り方も立民あたりに援用できないかなと考えてしまう。

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