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ISBN 10 : 4589034336
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フランスが主権を超える欧州統合という構想を、いつ、なぜ、どのように実現していったかを歴史的に振り返る。近年の経済危機で顕わになった欧州統合と国内政治の緊張関係の深層にも迫る。
目次 : フランスと欧州統合―偉大さと葛藤と/ 第1部 欧州統合構想の歴史(戦前の欧州統合の系譜1―政治的構想(1920‐1930年代)/ 戦前の欧州統合の系譜2―経済的構想(19世紀末‐第二次世界大戦)/ フランスの没落と欧州統合構想―再興に向けての模索(1940‐1946年))/ 第2部 欧州統合の具現化と限界(戦後復興と欧州統合―冷戦開始の中での模索と確立(1947‐1950年)/ 欧州統合の具現化―転換期におけるフランスの統合政策の進展(1950‐1958年)/ フランスのヨーロッパを求めて―ド・ゴール政権の10余年と「フランス」の再定義(1958‐1969年))/ 第3部 欧州統合への本格的始動(経済危機の中のフランス―欧州統合再起動の試み(1969‐1979年)/ 「我らの祖国はフランス、我らの未来はヨーロッパ」―ミッテランによる再起動とドイツ統一(1981‐1992年)/ フランスらしさの喪失?―冷戦終焉、欧州連合の設立とフランス政治の変容(1992‐1999年)/ 遠ざかるヨーロッパ―フランスの夢の終焉とグローバル化の現実(2000‐2012年))/ ヨーロッパ―国民国家と連邦主義の狭間で
【著者紹介】
吉田徹 : 北海道大学大学院法学研究科/公共政策大学院准教授。専門はフランス政治史・ヨーロッパ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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