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ISBN 10 : 4062903385
Content Description
一九七七年、英仏旅行から帰国後六十五歳で急逝した吉田健一が七五年から七六年に執筆した文明評論。西欧と日本、文明と野蛮、英文学を論じてきた著者が、ホメロス、シェイクスピア、ナポレオン、ワイルドから清少納言、秀吉、鴎外まで、史実と逸話を織り交ぜ、古今東西を融通無碍に渉猟し、「世界」を読み解いていく。深い教養と類稀な文学センスに貫かれた、最晩年の佳品。
【著者紹介】
吉田健一 : 1912・3・27〜1977・8・3。批評家・作家。東京都生まれ。ケンブリッジ大学中退。外交官の父吉田茂(後の首相)の任地に従って中国、フランス、イギリスで育つ。1931年、大学を退学して帰国。ポーやヴァレリーの翻訳から文学活動を開始し、39年、中村光夫らと同人誌「批評」を創刊。戦後は翻訳、評論、随筆と一挙に幅広い活動を始め、言葉による表現の重要性を唱えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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豆茶
読了日:2017/03/18
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