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ISBN 10 : 4582769217
Content Description
文学、旅、酒、食、そして友…。該博な知識で森羅万象を闊達に論じ、人生の愉しみを自在に綴る吉田健一の芳醇な随想。戦後すぐの初期作「英国と英国人」から、名作『金沢』の舞台となった街を綴った文章群、そして晩年の文芸批評の佳作までを、盟友たる文芸評論家・中村光夫が精選。虚実のあわいに遊ぶ名短篇「酒宴」を併録。
目次 : 英国と英国人/ 余生の文学/ F.L.ルカス/ ボオドレエル/ ヴァレリイのこと/ 不思議な国のアリス/ パリ再訪/ 或る田舎町の魅力/ 道草/ 金沢/ 金沢、又/ 金沢、又々/ 東京の町/ 我が町/ 昼間の火事/ ピアノ/ 墓/ 英語上達法/ 私の修業時代/ 腰弁になるの記/ 酒/ 私の食物誌(抄)/ 酒宴
【著者紹介】
吉田健一 : 1912年、東京生まれ。ケンブリッジ大学で学び、帰国後、翻訳家、文芸評論家、さらに小説家として健筆をふるう。『シェイクスピア』『瓦礫の中』で読売文学賞、『日本について』で新潮社文学賞、『ヨオロッパの世紀末』で野間文芸賞を受賞。77年歿
中村光夫 : 1911年、東京生まれ。東京帝国大学仏文科卒。39年、吉田健一らと同人誌「批評」を創刊。49年より明治大学教授。『二葉亭四迷伝』『汽笛一声』で読売文学賞、『贋の偶像』で野間文芸賞を受賞。日本ペンクラブ会長も務めた。日本芸術院会員、文化功労者。88年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しゅん
読了日:2022/01/27
Ex libris 毒餃子
読了日:2021/09/01
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