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はたらく製本所 写真絵本シリーズ「はたらく」

Akihito Yoshida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422701936
ISBN 10 : 4422701932
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

朝から晩まで、
ひとつの職業の人にはりついて、
その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。
大人と子どもがともに読みながら
「はたらく」ことの意味を考える
あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。

■シリーズのことば
「将来、なにになりたい?」
大人は子どもになにげなく質問します。
答えはさまざま、時代のうつりかわりとともに
人気の職業があるようです。

しかし、サッカー選手でも花屋でも、
おなじ職業だからといって、
おなじようにはたらき暮らしている人はいません。
ぼくらの生活は、だれかの仕事のおかげで
成り立っているはずなのに、
彼らが日々なにを思い、
どんなふうに暮らしているのかはあまり知りません。

夜道で足をとめて星空を見上げるように、
目の前を通りすぎる
いろんな「はたらく」を見つめたい。
大人も子どももおなじ地平に立って、
はたらくってなんだろう、と考えてみる。
そんなふうにして、
このシリーズをつくりたいとおもいます。

■推薦者
●山崎ナオコーラ(作家)
はたらくことは、光ること。
町のあちらこちらで、
小さな光、暗い光、色々な人が輝いている。
起きて、出かけて、仕事開始、
ランチを食べて、人に会い、
あるいは誰にも会わずこつこつと、
きらきらきらきら家に帰る。

●今井紀明(認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長)
生きることはとても多様で、人の多様さほど面白さがある。
道端にあるお店にも、行き交う人にも「はたらく」があって、
違う景色がある。僕はそれを垣間見て、
「今日も生き残れているな」とホッとする。
誰かの日常を視ることは、自分の現在地を教えてくれる。

●ミロコマチコ(絵本作家)
●鳥羽和久(教育者)

■シリーズラインナップ
※本シリーズ(最初の4冊)は、
リトルプレスの出版レーベル
Ambooksから刊行されていた
リソグラフ版をもとにオフセット印刷で
大判にして新装刊行するものです。

・2024年9月刊行
◆はたらく本屋
◆はたらく中華料理店
・2024年11月刊行予定
◆はたらく製本所
◆はたらく図書館
・2025年2月刊行予定
◆はたらく動物病院
◆はたらく庭師

■はたらく製本所
埼玉県にある製本所「松岳社」ではたらく
笠井瑠美子さんの一日。
紙を折る人、切る人、あわせる人、綴る人、
運ぶ人……製本工場はおおきないきものみたい。
『広辞苑』から『はてしない物語』まで数多くの本を
つくってきた製本所の静かなドラマ。


《著者情報》
吉田 亮人(ヨシダ アキヒト)写真
1980年宮崎県生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイで日本語教師として1年間勤務。帰国後小学校教員として6年間勤務し退職。2010年より写真家として活動開始。2023年に写真集出版社「Three Books」を設立し共同代表を務める。著書『Brick Yard』(私家版)、『The Absence of Two』(青幻舎・Editions Xavier Barral)、『しゃにむに写真家』(亜紀書房)など。第47回木村伊兵衛賞2023最終候補、日経ナショナルジオグラフィック写真賞2015・ピープル部門最優秀賞、コニカミノルタ・フォトプレミオ年度大賞など受賞多数。

【著者紹介】
吉田亮人 : 1980年宮崎県生まれ。教員を経て2010年に写真家に転身。写真集出版社「Three Books」共同代表。人の生活や仕事を見つめ捉えた写真作品を数多く制作。国内外で展示・刊行が行われている

矢萩多聞 : 画家・装丁家。1980年横浜生まれ。中学一年で学校を辞め、南インドと日本を往復し、ペンによる細密画を描いて暮らす。2002年から本づくりにかかわるようになり、これまでに六〇〇冊を超える本の装丁をてがける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 旅するランナー

    松岳社(大正13年/1924年創立)の埼玉県八潮市にある製本工場に勤務する笠井瑠美子さんの一日。地道に作業する姿、先輩社員からの技術継承にジーンとくる。一冊ずつ丁寧に作られる本。読書しながらも、その一冊に携わった人たちに想いを馳せたい。

  • ☆よいこ

    写真絵本。株式会社松岳社(しょうがくしゃ)の製本所の工場▽本を作る前に「束見本(つかみほん)」というお試し本を作る。表紙と見返しの紙をひとつひとつ刷毛で糊をのせる。機会がやってくれることも多いが、調整したりなだめたり、ちゃんとできているか見るのは人間の仕事▽まっさらな出来立て本が互い違いに積み上げられている場面の美しさよ。モノクロ写真の真骨頂、萌えます。まさに「本に囲まれた仕事」でも紙は重いし埃も多いだろうし大変なお仕事でしょう。本が美しいのは丁寧な仕事をされている証拠だなと思います。2024.11刊

  • あすなろ@no book, no life.

    はたらく写真絵本シリーズより。今回は既に刊行分より製本所の巻を。やはりモノクロ写真構成によるこのシリーズは良いですね。製本所は知らぬ世界。もっと頁数増やして詳細に、と思ってしまうが、それでは絵本ではなくなってしまうでしょうね。束本での試しから産み出される丸味。そしてハード本の丸味。これからもっと大事に見つめ、掌で感じながら読書をしたい。また、意外に人手が現在でもかかっている事にも驚き。

  • けんとまん1007

    本は読むほうに入るのだろう・・と思うし、本が身近なところにあるのが、自分の日常。本・・あくまで、物理的にある本(電子図書ではない)への思いは大きなものがある。その本を作る大事なステップ。モノクロな写真だからこそ伝わるものも大きい。感謝!

  • 花ママ

    働くってどんなこと?いろんな職業の一日を写真に収めて、小さい子にもわかりやすく構成された写真絵本の中の一冊。ほとんどの人が知らない製本所の一日。いろんな人たちの分業作業が寄り合って一冊の本が仕上がる過程を見れるのはうれしいです。小学校の読み聞かせに使いたいです。

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