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社会福祉思想史入門

吉田久一著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326652396
ISBN 10 : 432665239X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自立・共生・連帯の福祉とは何か。一国型福祉国家の終焉、新自由主義的「福祉改革」が進行するなか、21世紀のあるべき福祉社会像を、日本・欧米の歴史から学ぶ。

目次 : 第1部 欧米の社会福祉思想史(欧米社会福祉思想(史)の方法/ 中世以前の慈善救済の福祉思想/ 中世の慈善救済事業思想―宗教改革と都市救貧事業/ 市民革命と自由・平等の人権思想―国民国家のための福祉思想/ 博愛事業思想と市民主導型ボランタリズム ほか)/ 第2部 日本の社会福祉思想史(執筆にあたって―「連続」とその思想/ 近代以前の福祉思想/ 明治の救済事業思想、慈善事業思想/ 大正デモクラシーと社会事業思想―付・戦時下の厚生事業思想/ 戦後の社会福祉思想 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Mealla0v0

    福祉思想について古代から現代まで、欧米と日本のそれぞれが紹介されている。大まかに言えば、慈善・博愛に基づく恩恵としての福祉が、連帯を理念とした社会政策・社会事業としての福祉へと転換していく思想の変遷が描かれる。特に後者が結局のところ国家の維持存続のための正統性として、総力戦体制の構築の過程で実現していったことが指摘されいる点は、一般論ではあるが、重要。日本については、大正期の社会連帯が根付く前に、恐慌と戦争の到来で、家族主義的な慈恵主義と全体主義な労働力保全の論理の産物「厚生」に抵抗なく至ったと指摘。重要

  • ゆう。

    本著は、欧米の社会福祉思想史と日本の社会福祉思想史の2部構成です。特に宗教の果たした役割について詳しく述べられているのが印象的でした。宗教的慈恵が福祉思想の発展にどのような役割を果たしたのかは、1つの研究テーマだと思います。また、平和の大切さを強調し、戦前の日本帝国主義が行った侵略戦争への反省が、社会福祉の発展にとってかかせないという趣旨が述べられていたのは大切だと思いました。社会福祉思想史と福祉思想史とでは違いがあり、本著は福祉思想史の本だと思いますが、社会福祉を学ぶうえで、この本は大切だと思います。

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