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ISBN 10 : 4044007233
Content Description
輝くように美しい姫君の幸せを意地悪な継母が妬み、迫害する。苛めを逃れて、都から遠く離れた住吉に隠れ住む姫君のもとへ、霊験あらたかな長谷観音の夢告と琴の音に導かれ、男君の三位中将がやってくる。再会したふたりを待ち受ける結末は―?『源氏物語』よりもわかりやすく、物語性に富んだ平安時代の傑作『住吉物語』。紫式部や清少納言ら平安貴族たちを夢中にさせた、日本版「シンデレラ・ストーリー」の全文を丁寧に解説。
目次 : 姫君誕生/ 母宮病死/ 姫君の悲しみ/ 姫君成長/ 姫君引き取り/ 継母の登場/ 初時雨/ 女郎花の露重げ/ 立ち帰り/ 筑前の裏切り/ 男君三の君と結婚/ 琴の音/ 甲斐のしらね/ 嵯峨野逍遙/ 美人くらべ/ 嵯峨野の松/ 松の緑/ 男君の嘆き/ 乳母の死/ 暁の鐘/ 草葉の露/ 玉鬘/ 善知識/ 入内準備/ むくつけ女/ 縁談/ 主計助/ 住吉の尼君/ 尼君の手紙/ 露の身/ 別離/ 住吉退去/ 姫君出奔/ うす紅葉/ 住吉の情景/ 住吉と都―回り舞台/ 冬籠り/ 姫君の文/ つがはぬ鴛鳶/ 長谷寺の霊夢/ 暁の夢/ 住吉下向/ 邂逅/ 契り/ 召還/ 浮きたる船/ 帰京/ 若君誕生/ 除目の後/ 袴着/ 老いたる大納言/ 小桂の謎/ 父娘再会/ 継母離別/ 後日譚/ 大団円/ 「妻」について/ 母宮の遺言について/ 継母と継子/ 本文異同/ 「乳母」のいる風景/ シグナルとしての琴の音/ 「藤襲」に注目/ 「むくつけ女」について/ 「住吉の尼君」について/ 「心寄せの式部」について/ 岩木ならねば/ 臥しまろぶ
【著者紹介】
吉海直人 : 1953年、長崎県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、同志社女子大学表象文化学部特任教授。専門は平安時代の物語及び和歌文学(特に『源氏物語』と『百人一首』)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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双海(ふたみ)
読了日:2023/12/14
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
読了日:2023/11/23
若黎
読了日:2023/05/16
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canabi
読了日:2023/12/14
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