Books

幕末ダウンタウン

吉森大祐

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062208956
ISBN 10 : 4062208954
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2018
Japan

Content Description

噺家・桂文枝とばったり再会してお笑いの世界へ誘われた新撰組隊士の濱田精次郎。サムライが舞台に立てるわけがないとはなから相手にしないでいたが、寄席という場所はいろんな人間が出入りする情報の宝庫。手柄につながる何かが転がっているかもしれない。精次郎が迷い始めたところへ長州藩士とつながりがありそうな売れっ子芸妓・松茂登が現れる…。新たな新撰組物語お笑い青春小説!第十二回小説現代長編新人賞受賞作。

【著者紹介】
吉森大祐 : 1968年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。大学在学中より小説を書き始める。電機メーカーに入社後も執筆を続け、小説現代長編新人賞へは4回目の応募で受賞に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ダミアン4号

    いつのまにか“お笑い”番組を見なくなってしまった。昔のは良かったと呟く気はないけれど…最近の奇抜な格好や妙な言葉を繰り返す手法にいささか嫌気がさしてしまって…加え“笑い”を売り物にしてたはずのヤツが、いつの間にやら「ご意見番」の様な顔をして“常識論”を打ったりしてるもんだから…時は幕末、新撰組に入隊したての“濱田”清次郎は大阪で縁のあった噺家の桂分枝に声をかけられ“松茂登”という芸者の舞台を見る事になる…実はこの芸者なにやら長州藩と“ワケあり”らしく…史実に基づくってこたぁないでしょうが…楽しい物語(笑)

  • ともくん

    新撰組隊士兼芸人。 時折出てくる現代のギャグと、現代の芸人。 もう、カオス。 まったく新しい新撰組物語。

  • さく

    新撰組隊士のM田と、元芸妓の松茂登(マツモト)が、漫才コンビ・幕末ダウンタウンを結成する話。普段バラエティを見ないから、元ネタがわからないセリフもちょこちょこあった。登場人物が普通の関西弁で喋るから、幕末っぽさはなかった。

  • kiyoboo

    元新選組の隊士がお笑いの舞台に立つ。初代桂文枝は借金まみれで、噺のネタまで質草に取られる。あり得ない設定の馬鹿馬鹿しい話だった。ただ、歴史には忠実で新選組、特に井上源三郎の人となりが上手に描かれていた。「松下村塾では、男たるもの1人1升呑むべし」と伊藤俊輔は言った。ただ主役を元藩士なので、幕末の志士のエピソードは控えめだ。お笑い芸人ダウンタウンのギャグやネタを散りばめるという手法は生理的に無理だが、若い人が読んでみたくなるきっかけになるかも?

  • 那由多

    新選組隊士が芸人として舞台に立ち、笑いの世界に引き寄せられるという聞いたことないタイプの時代小説。サクサク読めるけど主人公があやふやで感情移入できず、なんとなくこんな気持ちなんだろうな〜程度の理解で進んでいく。それに反して脇役たちは芯が通ってて、特に井上源三郎が最後の最後まで魅力的で男らしい。源さん好きなので、嬉しいです。主人公が上司の井上と相方の松茂登によって、芸事に生きる決意を表す<宇治の紫舟>は、思わずホロリ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items