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ISBN 10 : 4000286404
Content Description
“道長の世”とイメージされる摂関政治は、「改修された古代政治の到達点」か、はたまた「中世的ネットワーク政治の出発点」か?キサキや女房、受領、文人、また同時代の高麗史も視野に、古記録に加えて王朝文学なども活用しつつ、最前線の議論をわかりやすく提示。歴史を考える面白さが詰まった、今後の研究の礎となる一冊。
目次 : “摂関政治”を考える/ 古代政治としての摂関政治/ 中世政治としての摂関政治/ 「后」たちと女房文学/ 受領の支配と奉仕/ 高麗前期の統治体制の変容と対外関係/ “個別テーマをひらく”内裏という政治空間―内侍所を中心に/ “個別テーマをひらく”文人たちの生存戦略/ 座談会 摂関期は古代か中世か(吉川真司、大津透、告井幸男、山本淳子、小原嘉記、豊島悠果、川尻秋生)
【著者紹介】
吉村武彦 : 1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史
吉川真司 : 1960年生。京都大学名誉教授。日本古代史
川尻秋生 : 1961年生。早稲田大学教授。日本古代史
大津透 : 1960年生。東京大学教授。日本古代史
告井幸男 : 1967年生。京都女子大学教授。日本古代史
山本淳子 : 1960年生。京都先端科学大学教授。平安文学
小原嘉記 : 1977年生。京都女子大学准教授。日本中世史
豊島悠果 : 1979年生。神田外語大学教授。朝鮮中世史
岸泰子 : 1975年生。京都府立大学教授。日本都市・建築史
鈴木蒼 : 1992年生。宮内庁書陵部。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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