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国風文化 シリーズ古代史をひらく

吉村武彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000285001
ISBN 10 : 4000285009
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : “国風文化”への招待(吉川真司)/ 国風文化の構造(佐藤全敏)/ 唐滅亡後の東アジアの文化再編(河上麻由子)/ 国風文化期の美術―その成立と特徴(皿井舞)/ 王朝物語の創始と継承(金光桂子)/ 文の声、読みのあや―漢詩文における国風文化(ブライアン・スタイニンガー)/ 座談会 “国風文化”とは何か(吉川真司・佐藤全敏・河上麻由子・皿井舞・金光桂子・河尻秋生)

【著者紹介】
吉村武彦 : 1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史

吉川真司 : 1960年生。京都大学教授。日本古代史

河尻秋生 : 1961年生。早稲田大学教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tnk

    河上麻由子「唐滅亡後の東アジアの文化再編」だけ部分読。日本の国風文化期に並行する朝鮮と北ベトナムの研究から「周辺国家に多大な影響を与えた帝国が崩壊した後、残された者たちが滅んだ帝国の文化を継承すること、また文化の継承によって王権の正統性を主張することは世界史で普遍的に認められる」。見習うべき視点ながら、力量が問われる

  • はやみん

    「古代史をひらく」シリーズの最終巻は古くて新しい「国風文化」の問題。歴史、美術、文学、建築など横断的に取り組まないと説得力のある議論はできないだろうなぁと思うので、文化史は生半可な気持ちではできないと思った次第。 このシリーズは全体として意欲的な論考が多くて面白かったけど、特に本巻と前巻「文字とことば」が個人的には興味深かった。自分があんまり文化史的な議論に触れてこなかったっていうのもあるかもしれないが、文化史を文化史の枠内で終わらせない、他分野への発展性を感じる議論は面白いと思った。

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