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古代人の一生 老若男女の暮らしと生業 シリーズ 古代史をひらくII

吉村武彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000286350
ISBN 10 : 4000286358
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代の人々は、年齢・性別・身分に応じて多様な生業に関わり生活を営んできた。幼いころから年老いるまで働き、精一杯生きたであろう姿を、いかにして再現できるか。ジェンダーの視点を意識し、歴史学、考古学、文学研究の成果を精緻に分析することで、これまで見えてこなかったいにしえ人の想いや生きざまを描き出す。

目次 : “古代人の一生”を考える/ 男と女、人の一生/ 考古学からみる女の仕事、男の仕事/ 埴輪からみた古墳時代の男と女/ 男の官仕え女の宮仕え/ 『万葉集』にみる女と男―古代の歌における虚構と現実との相関/ 座談会 “古代人の一生”と性差

【著者紹介】
吉村武彦 : 1945年生。明治大学名誉教授

吉川真司 : 1960年生。京都大学教授。日本古代史

川尻秋生 : 1961年生。早稲田大学教授。日本古代史

菱田淳子 : 1959年生。兵庫県立考古博物館埋蔵文化財技師。日本考古学

若狭徹 : 1962年生。明治大学教授。日本考古学

吉川敏子 : 1968年生。奈良大学教授。日本古代史

鉄野昌弘 : 1959年生。東京大学教授。上代日本文学、特に『万葉集』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さとうしん

    各章で興味深かったポイントを書いておくと、吉村論文では夫だけでなく妻や子の戦争参加について言及されている。菱田論文では、ジェンダーの観点から『土偶を読む』とその批判本『土偶を読むを読む』について触れている。吉川論文では古代の女官の役割について、日本では宦官が存在しないということと関係している部分があるという。鉄野論文では、万葉集に見られる個々人の男女関係について、基本的には虚構であり、歌に見える表現と現実との関係を勘定に入れる必要があるという。巻末の対談では学界のジェンダー事情について触れられている。

  • れいまん

    タイトルに惹かれ、図書館から借りたもの 古代人の性差については、庶民でも、王室でも、特性を活かした役割にならざるを得ない あからさまな事柄は古代で有るのである意味正直なところがある

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