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ISBN 10 : 4047036986
Content Description
古代より中国・四国地方は、大陸への窓口である九州と近畿とをつなぐ、人や文物、情報が往来する回廊であった。山陰、瀬戸内海の南北岸、太平洋岸の回廊が3本並び、気候や地形も違う。この多様さが、密に込み入った歴史を形成したのである。特定の地域名を象徴的に意識しつつ、古墳や国府のような列島共通のテーマと、弥生墳丘墓、鉄生産、古代山城、出雲大社など地域に顕著なテーマとを往復しながら、日本列島古代の歴史像を多面的に浮き彫りにする。
目次 : 1章 山陰・瀬戸内・土佐(松木武彦)/ 2章 製鉄技術の開発と普及を担った中国地方―古墳〜奈良時代を中心に(村上恭通)/ 3章 弥生墳丘墓と巨大古墳(新納泉)/ 4章 国府と鋳銭司(加藤友康)/ 5章 古代の出雲―出雲大社、風土記、そして境界への認識(大日方克己)/ 6章 瀬戸内の古代山城(亀田修一)/ ESSAY 「出雲大社」の古代的断想(千家和比古)
【著者紹介】
吉村武彦 : 1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史
川尻秋生 : 1961年生。早稲田大学文学学術院教授。日本古代史
松木武彦 : 1961年生。国立歴史民俗博物館教授。総合研究大学院大学教授。日本考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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遊動する旧石器人
読了日:2023/01/24
佐々木大悟
読了日:2023/11/16
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