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世界が語る零戦

吉本貞昭

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784892959677
ISBN 10 : 4892959677
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan

Content Description

従来の技術を中心とする「零戦論」とは異り、大東亜戦争で、日本軍が西欧列強による「侵略の世界史」を転換させる上で、零戦がどのような役割を果たしたのかを検証。零戦の長所よりも短所(防御が脆弱である、人命を軽視している)を力説する論調に対して、あらゆる証拠をもって反論を展開している。

目次 : 第1部 日本海軍航空の黎明と零戦の誕生(日本海軍航空の黎明からロンドン軍縮条約の締結まで/ 外国機の導入から九六式艦戦誕生まで/ 支那事変勃発から零戦誕生まで)/ 第2部 封印された大東亜戦争と零戦の真実(「侵略の世界史」を転換させた大東亜戦争と零戦/ 碧い眼が見た“ゼロ・ファイター”/ 日本と世界に生きる零戦の遺産)

【著者紹介】
吉本貞昭 : 昭和34年生まれ。国立大学の大学院を修了後、中国留学を経て、現在は大学の研究機関に在籍。専門分野の中国研究の他に、大東亜戦争の、開戦と終戦原因、特攻の戦果、東京裁判と日本国憲法の検閲について研究している。約10年にわたり高等学校で世界史などを担当。昭和20年9月14日に、東京・市ヶ谷台上で割腹自決した陸軍大将吉本貞一は、親類にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • phmchb

    大東亜戦争における零戦の話。・本書では、従来の技術を中心とする「零戦論」とは違って、大東亜戦争で、日本軍が西欧列強による「侵略の世界史」を転換させる上で、零戦がどのような役割を果たしたのかを検証している。さらに、零戦の長所よりも短所(防御が脆弱である、人命を軽視している)を力説する論調に対して、あらゆる証拠をもって反論を展開している。(「はじめに」より)

  • come

    とある資料用途と好奇心から読了。いかにゼロ戦の技術が優れているか、その技術を生むため艱難辛苦をなめた技術者たち、あるいはパイロットたちのお話と読める。読者家を名乗って以来数年、紆余曲折あって、技術系の仕事に従事することとなったおかげで、ここに描かれる技術者たちの苦労を隣り合わせのように感じる。・・・自分もモノの見方が変わったものだ。ここに描かれた技術者たちの心が、この2016年に受け継がれていればいいのだが、などと心を巡らせた。

  • zunbe

    零銭に関連する書籍は、これまでにも数多く読んできたが、この書籍ではタイトルにある「世界が語る」の通り、海外の設計者やパイロットの言葉が掲載されている。海外のパイロットから見た零戦や日本軍パイロットに対する所感は興味深い。また、この書籍では「侵略戦争」にも言及している。確かに日本は南方の国々を侵略したが、一方で植民地支配から解放した事もまた事実で、戦後にこれらの国が独立を果たした事から考えても、日本の行動がアジアの国々の未来を変えたと言えると思う。

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