Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中

  読了日：2013/04/21

  さすがはパクリの中国、手塚治虫の漫画もかと思ったら、それ対する対応がさすがの手塚治虫。この漫画は人の悪い表情と泣き顔がなんだか胸を揺さぶります。悪い顔の後の泣き顔や笑顔の落差が素晴らしい

• ぐうぐう

  読了日：2013/04/09

  中国で無許可出版された粗悪な『鉄腕アトム』を見て、著作権を無視した行為に憤るのではなく、オリジナルの絵への稚拙な改変に憤り、作者自ら描き直しを申し出ようとする手塚治虫の倒錯は、手塚のプロ意識の高さから来ているのではない。手塚が憤っているのは、絵の下手さであり、それでは漫画のおもしろさが損なわれていることへの失望だ。プロであることのプライド以前の、それはおもしろい漫画を読者に届けたいという、純粋な想いを、神様と呼ばれる巨匠になってなお、かたときも忘れなかったことこそ、手塚治虫の凄さに違いない。

• 山田太郎

  読了日：2017/12/22

  阿久津さんの顔が悪党面過ぎてすごいもんではないかと。なんか〆切危ないのが気にならなくなってきたというか。よくみるとものすごくポップな絵だなと。

• 出世八五郎

  読了日：2014/03/12

  いずれ、同じく神に祭り上げられるであろう宮崎駿も同じような秘話本が生み出されるのでしょう。本シリーズを読むと天才とは宿命かなと思う。宿命だからこそ抗うことなく苦もなく猛進すると言いますか・・・凡人には宿命がありません。羨ましいのかどうか分かりませんが、憧れること自体が見当違いのような・・・信者は師の側にいるだけで幸せなのだ・・・

• アーチャー

  読了日：2013/05/05

  １巻目ほどの感動と驚きはないけど、なんだかんだありながらも、手塚治虫という人物は多くの人を愛し、そして自身も愛したってことがよくわかります。ところで、そろそろこのタイトルを必要ないのでは？いっそ「漫画評伝・手塚治虫」にしたらどうかな…なんて勝手に思っています。

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