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暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり ブルーバックス

吉本佳生

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062578660
ISBN 10 : 4062578662
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

話題の仮想通貨「ビットコイン」とは何か?どんなしくみで成り立っているのか?背後に潜む数学・暗号技術と経済へのインパクトを詳説

【著者紹介】
吉本佳生 : 1963年、三重県生まれ。エコノミスト・著述家。専門分野は生活経済、金融経済、国際金融

西田宗千佳 : 1971年、福井県生まれ。ネットワーク、IT、先端技術分野の第一人者として活躍するフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一度は名前を見聞きしたことがある「ビット...

投稿日:2021/06/13 (日)

一度は名前を見聞きしたことがある「ビットコイン」について、初心者でも分かりやすいように解説している入門書です。ただ、ところどころむずかしいと思われる箇所がいくつかあるように感じたので、さらに何冊か関連する書籍を読むとなおよりいっそう理解が深まっていいのではないかと思いました。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ビットコインを本気で日本にも普及させようとしています。特にカード会社管轄の経産省が熱心でしたが、ここにきて銀行があまり積極的でないのを見て金融庁も方針を積極策に変えようとしています。それで私も結構ビットコインには興味を持っていましたが、業界紙以外はあまりいい本が見つかりません。ということでブルーバックスですが読んでみることにしました。もう少し技術的な話が出てくると期待したのですが、あまり出てきませんでした。貨幣を中心とした金融論的な位置づけです。もう少し探さないとだめですね。ブロックチェーンを知りたい。

  • harass

    題名だけで借りる。仮想通貨ビットコインの仕組みよりも、通貨とは、貨幣とは、既存の通貨体制などの歴史と問題点を語っている本だった。経済学や国際経済や金融学などで、マスコミの先入観を批判しつつ、既存の通貨の問題(実は国が担保する通貨の信用性は意外と完璧ではない)またはグローバル化した経済とネットでの決済方法に時代遅れ感がある現状とそれらを凌駕する可能性がある仮想通貨を冷静に論ずるのはさすがのブルーバックスだと感じた。ちょっとは経済学の知識があると読みやすいかも。

  • WATA

    「ビットコインのからくり」というタイトルから、ビットコインの偽造防止の仕組みをしっかりと説明してくれる本かと期待したが、そういった内容は全体の2割程度。しかも概念的な説明のみ。「暗号化」「ハッシュ」「ブロックチェーン」といった技術がビットコイン使われていることは分かったが、個人的にはちょっと物足りない。一方で、残りの8割を占める「通貨とはなにか?」「ビットコインが普及したら世の中がどう変わるか?」といった貨幣論の話は意外と面白かった。将来、国際決済の大部分がビットコイン建てになる日がくるかも?

  • Willie the Wildcat

    ”信用”の担保と、受容の基準。現金vs.電子。”マイニング”に垣間見るインフレ抑制の仕組み。既存の通貨制度への提言。「ペンVS.剣」は若干腹に落ちないが、将来の4つのシナリオでは、確かに#1が現実的かもしれない。一方、マウントゴックスの破綻は、確かに暗号等の技術の問題ではなくビットコイン取扱い企業の問題。結果、(法規制ではなく)確かに法整備の必要性は同感。但し、日進月歩の現代では、常に技術面でもリスクは付き物であると理解すべきと感じる。

  • 青色夜ふかし

    ビットコインを題材に経済・金融と情報技術革新の関わりが噛み砕いて説明された分かりやすい内容。ITC分野を得意とするフリージャーナリスト西田宗千佳とエコノミストの吉本佳生の対談コラムも非常に面白い。ビットコインは通貨になり得ることが書かれている。そもそも通貨自体、実態を追認する形で国に定義づけされているという部分も驚いた。◉BTCは現実に、投機の対象として世界から注目。日本政府も〜モノ〜として取引を承認。一方で、取引は認めるが、通貨や金融資産としては認めない。国家も自国に利益があると考えている。なぜか。

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