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化け札 講談社文庫

吉川永青

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065155417
ISBN 10 : 406515541X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

騙して、化かし、また騙す。策士・真田昌幸。武田家滅亡後、織田、北条、上杉という大大名に囲まれながら、策謀をめぐらし、裏切りを繰り返して天下をうかがう。昌幸の前に立ちはだかるのは名将徳川家康と大軍勢。あまりに巨大な敵に、どう挑むのか。戦乱を変幻自在に立ち回る小国の武将を描く傑作歴史小説。

【著者紹介】
吉川永青 : 1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は、『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と改題し、翌年に刊行。’16年『闘鬼 斎藤一』で第4回野村胡堂賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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心理戦・戦の駆け引きがスリリングで面白い...

投稿日:2021/04/10 (土)

心理戦・戦の駆け引きがスリリングで面白い 真田幸村の父である真田昌幸の半生をテンポよく描いている。 歴史教科書的な史実に沿いつつも史実のみに終わらず昌幸の目線で 心理的な駆け引きを巧みに描写している点が作品を歴史教科書ではなく 立派な歴史小説にしている。 略地図があるとさらに判りやすいものになったのではないだろうか・・・ 佐々成正の話は新説?実話?歴史小説としては非常に面白いので是非読んでいただきたい 一冊

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さつき

    真田昌幸が主役。天正壬午の乱から第一次上田合戦のあたりまでの、真田家の生き残りをかけた戦いが描かれています。昌幸と双子の弟、信尹との関係が熱いなぁ…毎回ギリギリの状況に置かれながらも兄と同じ視点で見て決断行動できるのは、やはり双子だから?真実を見抜く眼力を持った百姓、新平も良い味を出しています。信尹が家康に惹かれ始めた所で物語が終わっていて、この後の展開を思うと続きをが読みたくて仕方ないです。続編書いてほしいです。

  • 只三郎

    武田家滅亡〜第一次上田合戦までの真田昌幸の活躍を描いた本作。 大国に挟まれた小国ながら、ありとあらゆる手を尽くして成り上がろうとする様に感服。 徳川家康との化かしあいも、見所のひとつであり、戦国の世の苛烈さを感じられる。 この後の真田昌幸が豊臣秀吉、徳川家康と化かしあう姿を見てみたいものだ。

  • シンゴ

    主人公は真田昌幸。上田合戦がメインと言うより、昌幸の外交、政治的な立ち回りがメイン。信玄になりたかった男と信玄を乗り越えたかった男の戦い。

  • ちゃーりー

    真田昌幸の話、いろいろ策をこうじて外敵にあたってきたが、戦国時代は大変だ、面白く読了。

  • 戦国の謀将真田昌幸を描く歴史小説。第一次上田合戦の描写は巧くて面白かった。演出なのだろうが第二次上田合戦は描いて欲しかった。晩年が悲しいからしょうがないのかもしれないが。

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