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ISBN 10 : 4065231809
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中国古典文学の泰斗、吉川幸次郎(一九〇四‐八〇年)。その目に、江戸の学者、伊藤仁斎や本居宣長らの著作はどう映ったのか。日本書紀の時代から連綿と続く大陸文化の受容史を繙く。そして清朝の儒学との比較を交えつつ、本場をも凌ぐ江戸の漢学が達した境地を描きだす。そこにはこの国の古き良き学問的伝統のあり様が浮かび上がる。
目次 : 1 古典について(古典について―あるいは明治について)/ 2 受容の歴史(受容の歴史―日本漢学小史)/ 3 江戸の学者たち(仁斎と徂徠―「論語古義」と「論語徴」/ 伊藤仁斎/ 古義堂文庫/ 仁斎と小説/ 古義堂/ 伊藤仁斎の墓/ 二つの伊藤仁斎論―スパアとツァトロフスキ/ 伊藤東涯/ 安積澹泊/ 本居宣長―世界的日本人/ 一冊の本―本居宣長「うひ山ぶみ」/ 学問のかたち/ 中京の二学者―河村秀根と岡田挺之と/ 「息軒先生遺文続編」の序)
【著者紹介】
吉川幸次郎 : 1904‐80年。兵庫県生まれ。京都帝国大学文学部文学科卒業。京都大学名誉教授。日本芸術院会員を務め、文化功労者として顕彰された。専門は、中国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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