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イタリア軍入門 第二次大戦を駆け抜けたロ-マ帝国の末裔たち

吉川和篤

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784871497886
ISBN 10 : 4871497887
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第2次世界大戦のイタリア軍をあらゆる角度から詳解した入門書。戦歴は休戦後の南北政府の戦いも収録。陸海空軍の主要装備を網羅し、さらに軍装、兵科や兵たちの生活も詳しく紹介。イタリア軍のすべてがわかる1冊。

【著者紹介】
吉川和篤 : 1964年、香川県生まれ。現在は広告会社でアートディレクターとして勤務。デチマ・マス戦友会協会会員

山野治夫 : かつて編集プロダクションで修行したが、現在は執筆、翻訳が中心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 塹壕炊飯

    貴重なWW2イタリア軍を扱う和書。伊軍の戦歴、兵器、編成と軍装に関する基礎知識を学ぶには打ってつけ。特にエチオピア侵攻などの戦間期伊軍の来歴から解説開始の為、第二次大戦期の軍歴も分かり易かったのは非常に好印象。貧弱な工業力と疲弊した財政にも関わらず、海外派兵を強硬した事情背景を理解出来た。戦車愛好家の著者らしく戦闘経緯の全般に装甲戦力の詳細な解説を交えていたのは印象的。伊軍戦史の基礎概要を知るには最適。だが、兵器単体に関する項目は情報不足な感触が歪めず、少し残念。次作では掘り下げて欲しい。

  • ろーじゃ

    イタリア軍の各戦線の説明や、主な陸・海・空軍で使われた兵器、イタリア語で書かれた文献紹介まで幅広く扱った本です。入門と銘打ってますが中身は結構深い。 イタリアは南北格差や工業化の遅れなど、構造上の欠陥があったのは否めないですが、一方で優れた兵器・アルピーニ(山岳兵)を作り出したり、国家の命運をかけて懸命に戦った兵士が多くいたのもまた事実。   「砂漠でパスタ茹でて食べたw」とか失礼なジョークを言う時代は、この本の出版を機に変わっていくと信じたいです(こっちが本音)。

  • gurapo

    WW2中のイタリア軍って実際どうなの?という疑問に答えてくれる優れた一冊。イタリア軍が戦争に参加する経緯もあり、イタリア休戦後の南北に分かれ終戦にいたるまで戦いも収録している。陸、海、空軍さらには兵士の生活や兵器に関することも書かれてあり、あるがままのイタリア軍を知ることが出来る。

  • 江川翔太郎

    日独伊三国同盟等を結び共に枢軸国側で戦っていたイタリア。しかしイタリアがどこでどのような戦いをしていたのかを扱う本はなかなか少ないため情報があまりなかったのですが、この本には、それらのことが分かりやすく書いてあります。さらにイタリアが降伏した後のRSI軍と南王国軍についてもちゃんと記述がありイタリア降伏後の流れも知ることができます。 さらにイタリア軍が使っていた戦車や戦艦や戦闘機に至るまで解説がありプラモデル作りの参考にもなります。 第二次世界大戦時のイタリアについて知りたいと思った方は是非買うべき本です

  • 鈴木誠二

    ずっと読むのを躊躇していたのに……ああ〜ついに読了してしまった…映画『砂漠の戦場 エル・アラメイン』(初見はTV)以来のイタリア軍スキーが再発火してしまったようです。

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