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年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-扶桑社新書

吉川ばんび

User Review :2.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594084752
ISBN 10 : 4594084753
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan

Content Description

 トランクルームに住む「ワーキングプア」、劣悪環境で暮らす「ネットカフェ難民」、母の遺骨と暮らす「車中泊者」、田舎暮らしで失敗した「転職漂流者」……etc。貧困問題に鋭く切り込み、ネットで大論争を巻き起こした週刊SPA!「年収100万円」シリーズがついに書籍化! 憧れを抱き上京したはずの東京で、絶望しながらも必死に生きる16人の叫びを収録したノンフィクション。そして、自身も貧困出身である新進気鋭のジャーナリスト・吉川ばんび氏の考察も注目! 誰もが転落する可能性がある現代社会、それでもあなたは「自己責任」と切り捨てますか!?


吉川ばんび
'91年、兵庫県神戸市生まれ。フリージャーナリスト、ライター、コラムニストとして活動。大学卒業後、商社、司法書士事務所を経てライターとして独立。貧困や機能不全家族の問題について自らの生い立ち、貧困体験をもとに執筆や問題提起を行う。関心領域は主に格差問題、児童福祉、ブラック企業などの社会問題。ウェブ媒体や雑誌への寄稿のほか、メディアへの出演も多数。現在「文春オンライン」、「東洋経済オンライン」、「日刊SPA!」


【著者紹介】
吉川ばんび : ’91年、兵庫県神戸市生まれ。フリージャーナリスト、ライター、コラムニストとして活動。大学卒業後、商社、司法書士事務所を経てライターとして独立。貧困や機能不全家族の問題について自らの生い立ち、貧困体験をもとに執筆や問題提起を行う。関心領域は主に格差問題、児童福祉、ブラック企業などの社会問題。ウェブ媒体や雑誌への寄稿のほか、メディアへの出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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捉え方、視点が紋切型というか、あまり面白...

投稿日:2021/04/13 (火)

捉え方、視点が紋切型というか、あまり面白くない。空き家に住んで中のものを勝手に売る男に取材してたけど、まず通報せよ!

watatak さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ずっきん

    貧困に身を置く人々16事例とコラム。ちょっと著者を調べたら、最近好感を持って読んだ『ショタラブドール炎上』についてのコラムを書いた方だった。『貧困女性を食い物にするメディア』は激しく同意。また、米学者の『欲求段階説』が非常にわかりやすい。@Aから抜け出すのは半端ない困難が伴う。自己責任とか自助努力ってレベルじゃないから。『自己責任』ってやたらめったら耳にするけれど、使い方間違ってるよなあ、感じ悪っ……と思うことが多い。良書。

  • GAKU

    年収100万円程の貧困生活を送る16人の人達への取材を中心に書かれた1冊。トランクルームに住む人。軽自動車に住む人。空き家に不法侵入し住む人。歌舞伎町の出会い系喫茶を根城にする未成年女性。売春に手を染める50代女性等々。持って生まれた環境で、負の連鎖は避けられない。そこから這い上がるのは非常に困難な社会。今の世の中、単に貧困イコール自己責任だろ!お前の努力が足りない!では片付けられない。この手のノンフィクションを読むたびに、今や日本て貧しい国になってしまったのか?と感じる。⇒

  • 鷺@みんさー

    あーすごい刺さった。各インタビューも興味深かったが、なんといっても後書きで、筆者の生い立ちを赤裸々に開示しながらの「コロナ禍のいま、自己責任論は本当にまかり通るのか?」がめちゃくちゃ突き刺さった。ていうか作者の生きざまが部分部分、自分にクロスして痛い。よくぞ言ってくれました。はぁ…うまく感想が出てこない。

  • さきん

    年収100万円のシビアな世界。サラリーマンが、専業主婦が、公務員が何かメンタルや体調を崩すことによって一気に状況が悪化する。親戚に連絡が行く上、その親戚と関係悪くても、そこからの支援ありきで中々受理されない生活保護は意外とハードル高く、支援活動が盛んなホームレスになった方がマシという状況。日本は、アメリカほどではないにしろ、イレギュラーな生き方に厳しい社会。

  • belalugosi6997

    昔は「自己責任」で片付けていたが、多くの書籍に出会い改めた。「不況、貧困、失業は政府の失政=人災」。気が弱く、優しく、面倒くさがり、支援に対して消極的な姿勢が仇。女性や障害者や外国人は目立つ弱者で真の弱者はロスジャネ世代の非正規男性である。証言の中で印象的なのは外国人に職を追いやられた男性である。胸が張り裂けそうだった。左派的には優秀なマイノリティがお好きなようだが、埋もれた日陰の溢れたロスジェネも気にかけて欲しい。著書で一番の読応えは16人の弱者の証言ではなく、著者のコラムと歩んだ半生。どの証言より絶句

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