Product Details
ISBN 10 : 4422390058
Content Description
著者は、大阪の国立民族学博物館に勤務するフィールド言語学者。パキスタンとインドの山奥で話者人口の少ない言語を調査しているが、2002年は世界規模の新型コロナウイルス感染症蔓延でフィールドに出られなくなり、長らく「巣ごもり」することとなった。本書は、著者がそのような生活のなかで、日常に溢れる様々な事柄を言語学者目線で眺めて考えたことを綴った言語学エッセイ。世界の多種多様な言語の例を用いながら、言語の世界の豊かさを描き出す。
目次 : 1(言語学が何をして何をしないか―言語学とは何か/ 文法のない野蛮な言語を求めて―言語とは何か/ 語学挫折法―語学 ほか)/ 2(日常をフィールド言語学する―フィールド言語学・個人語/ “緊急”リモート調査チャレンジ―文字・フィールド調査/ 翻訳できないことば―意味論・翻訳・文化的背景 ほか)/ 3(どうして文法を嫌うのか―言語と文法/ 軽率に主語を言えとか言う人へ―主語と主題と主格/ 意味と空気―意味論・語用論 ほか)
【著者紹介】
吉岡乾 : 国立民族学博物館准教授。専門は記述言語学。博士(学術)。1979年12月、千葉県船橋市生まれ。2012年5月、東京外国語大学大学院博士課程単位取得退学。同9月に博士号取得。2014年より、現職。2003年よりブルシャスキー語の研究を開始し、その後、パキスタン北西部からインド北西部に亙る地域で、合わせて7つほどの言語を、記述的に調査・研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けんとまん1007
読了日:2022/01/25
榊原 香織
読了日:2023/08/21
Kurara
読了日:2021/06/15
あおでん@やさどく管理人
読了日:2021/10/15
zag2
読了日:2021/10/04
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