Books

パンツァークラウン フェイセズ 1 ハヤカワ文庫

吉上亮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150311131
ISBN 10 : 4150311137
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

西暦2045年、大震災で崩壊した東京は、行動履歴解析(パーソナライズ)と現実への情報層(レイヤー)付与を組み合わせた制御技術〈Un Face〉により、完璧な安全(セキュリティ)を実現した層現都市イーヘヴンに生まれ変わっていた。
そこへ漆黒の強化外骨格を身にまとう青年・広江乗(ひろえじょう)が、民間保安企業の契約者として派遣される。
だが彼には、この故郷を離れざるを得なかった過去があった。
そんな乗を試すかのように、白き男ピーターがイーヘブンに降り立つ。3部作第1弾。

【著者紹介】
吉上亮 : 1989年埼玉県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    漆黒の強化外骨格(黒花)を身に纏い、co-HALによって住民が全ての危険から遠ざけられ、リスクが全て利益と還元化される都市、イーヘブンを護る乗。彼には欠落した記憶があり、Role=heroとなる前には都市を追放されていたようだ。テーマは「都市」なのだろうが、都市を構成している筈の住民の描写は一切なく、イーヘブンの構築に大きく、関わった者に近しい、限られた登場人物で物語が展開されているのが違和感があります。だが都市の原罪を突き付け、断罪を敢行する白皙の強化外骨格(白奏)を纏うピーターと周藤とラストで加速。

  • ソラ

    C+:雰囲気が良かった。3部作モノらしいので今のところは何とも言えないかな

  • 里愛乍

    徹底した管理システムにより運営された都市という世界観といい、キャラの設定といい、ルビだらけの文体といい、ストーリーの運びといい、まさしく近未来SFの様々な要素が詰められているなと感じました。文章はテンポよく、着装シーンや黒と白の戦闘シーンなど非常に映像的な流れで進み、主要人物の過去やそれを取り巻く人々との関係性など様々な謎を抱えたまま第一弾は終了。話の展開はこれからといった感じです。

  • ヤギ郎

    環境管理型インターフェイス〈co-HAL〉が,人間の職業や社会での役割,そして最適な「生き方」を示してくれる未来都市が舞台。「PSYCHO-PASS」や伊藤計劃の世界観が入り混じっている。主人公は強化外骨格(モビルスーツみたいなものを想像すればいいのかな。)をまとい,「ヒーロー」の役割を与えられた広江乗。この「ヒーロー」という役割は果たして吉であるか凶であるか。凶悪事件もショーとして取り上げられるところが,現代のマスメディアやSNSを思わせる。しっかりと読み込みたい一作。

  • ドル箱

    T巻感想。「都市」を題材とし、根底は「罪と罰」?(早計かな)都市については、チャイナ・ミェヴィルを意識した作りで、それをよりライトにした感じだが奥行きはありそうですね。根底には宗教哲学が眠っており、それを著者は書きたいのだろう。読みやすいが、考察する処もあり、なかなかミステリサイバーパンク物。「われらはいずこより来たり、われらは何者か、われらはいずこへ去るのかー」それぞれの道=ルートはどこへたどり着くのか。U巻も読みましょう。しかし「フェイセズ」とは意味深いタイトルにしたな。某なんちゃらはどうでもいい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items