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日本人の遺書 1858-1997

合田一道

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894347403
ISBN 10 : 4894347407
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan

Content Description

人は死を意識した時、何を伝えようとするのか。幕末維新から平成までの150年の歴史の中から、日本人の遺書100通を精選し、死亡日順に収録。時代背景を描きながら、その人物の死に至る経過と「遺書」を掲載。

【著者紹介】
合田一道 : 1934年北海道生まれ。ノンフィクション作家。長く北海道新聞社に勤務し、かたわらノンフィクション作品を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ

    遺書は生と死の境界で書かれる。命の崖っぷちで死を覗きながら書かれた遺書には、さまざまな理由で覚悟に至った辞世や往生、図らずも訪れた不慮への無念や想いが刻まれている。死の前で書かれたそれらは修飾のされようもなく胸に突き刺さった。何を憂い何を懺悔し何に怒り何を恐れ誰に感謝し謝罪したか、そんなことを知れば私にも死を許容する悟りが啓かれるかとも思った。無名の方の遺書なども取り上げられているのだが、その選定であったり背景を語る文章の熱さに、無念無常へ捧げる哀悼と敬意を感じ入る。この著者はいつもこういうよい本を書く。

  • メルセ・ひすい

    13-132 赤80 日本軍人の誉れ、硫黄島・海軍守備隊長 市丸利之助少将★遺書⇒日本は国歩艱難を極め、自ら欲せざるに拘らず、日清、日露、満州事変、支那事変を経て、不幸貴国と干戈を交ふるに至れり。之を以て日本を目するに、或は黄禍を讒誣し、或は以て軍閥の専断となす。思はざるの甚だしきものと言はざるべからず。貴下は真珠湾攻撃の不意打ちを以て、対日戦争唯一宣伝資料となすと言えと雖も、日本をして其の自滅より免るのため、この挙に出づる外なき窮境に追ひ詰めたる諸種の情勢は、貴下の最もよく熟知ある所と思考す。(*_*)

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