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史記列伝 2

司馬遷

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003321423
ISBN 10 : 4003321421
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1983
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MAT-TUN

    面白すぎる歴史書。諸葛亮孔明が心から尊敬したといわれる楽毅の列伝は、何度涙したかわからない。超大国秦を相手に智力を尽くして対抗する廉頗・藺相如列伝は数え切れないほど読んだ。故事成語である「完璧」の故事は、こんなに面白い話だったとは。刺客列伝における始皇帝暗殺の話も非常に面白い。私の初めて覚えた漢詩は、刺客列伝にある荊軻が旅立つ名場面での「風蕭々として易水寒し、壮士一度去って復還らず」の詩でした。ああこの書への関心はまだまだ続く。

  • CCC

    歴史は勝者が作るものと言うが、史記は敗者の書に思う。栄達を誇っても次には砂のように崩れ、挟持を守る者はそれがために滅びる。

  • saru

    読みやすい

  • 6 - hey

    秦の統一が近付き、「○○君の活躍」などという話は少なくなってきます。それにしても趙高の胸糞悪さは異常。

  • にゃん吉

    屈原列伝では、司馬遷が、屈原が身を投げたという淵を眺め、落涙したとの評が記され、刺客列伝の評では、荊軻等5名の、目的達成の有無にかかわらず、志を貫いた生涯に対する賛意が静かに示されています。こうした人選、評の中に、不遇、困難に抗い、史記編纂の大業を成し遂げた司馬遷の思いが偲ばれる気がしました。他方で、張耳・陳余等々の列伝では、春秋に義戦なしという言葉が自ずと頭に浮かぶような、むき出しの権力闘争の姿が粛々と叙述されています。あざなえる縄のように、理想とリアリズムが記されているのが魅力的でありました。   

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