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現代語訳史記

司馬遷

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480065933
ISBN 10 : 4480065938
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歴史書の大古典にして、生き生きとした人間の在り方を描く文学書でもある司馬遷の「史記」を、「キャリア」をテーマにして選び出し、現代語訳。適切なガイドと本物の感触を伝える訳文で「史記」の世界を案内する。

【著者紹介】
司馬遷 : 前145年頃〜前86年頃。前漢時代の歴史家。父・司馬談の遺命にしたがい、史書遍纂の仕事に着手。武帝の怒りを買い、前98年、宮刑に処せられる。史書は、「太史公書」130巻として完成。のち『史記』と称される

大木康 : 1959年横浜生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(中国語中国文学専門課程)単位取得退学。博士(文学)。東京大学東洋文化研究所助手、広島大学文学部助教授、同東洋文化研究所助教授を経て、東京大学東洋文化研究所教授。専門は、中国明清時代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu

    史記は人類の遺産。しかも司馬遷の父の遺志でもあり、司馬遷自身の悲劇から生まれた憤慨の書とも言える。

  • T2y@

    史記のガイド本として了。 前知識がある、項羽と劉邦の件以外は、なかなか名前も入ってこない処もあったが、「諸子百家」を次の足掛かりに、古代中国を辿りたい。 キングダムも行っちゃうか。

  • Y

    好きな歴史人物は誰か聞かれたときに、誰と答えるべきかわからず困っていたけど今度からははっきり司馬遷と答えたい。紀元前の話なのに、現代を生きる私を導く教訓やかっこいい生きざまがあり、全く古びていない。全体を通して司馬遷のどうやってでも語り継ぎたいと思った覚悟の強さを感じた。「韓信の股くぐり」の話は胸に戒めとして刻みたい。いつか志を果たすために差しさわりがあるようなら一時の恥なら堪えるべきだ。大昔の人もそんな風に考えていた人がいたなんて。今度は気になった歴史人物をもっとクローズアップして勉強したい。

  • akira

    新書ながら非常に面白く読んだ。 様々なエピソードの抜粋ながら、よく知る有名な文も多く引用されており、非常に興味をそそられる。やはり個別のものではなく史記全体を通読していみたいという願望もわいた。 今回印象に残ったのは本書でも多くとりあげられていた項羽と劉邦、そしてこれ。宮城谷作品でよく表題はみていたが、エピソードを知って一気に興味がわいた。 「奇貨居くべし」

  • inote2

    新書なのでいろんなところをつまみ食いなのだろうけど、入門的にはちょうどよかった。 項羽と劉邦くらいしか知らなかったけど、列伝の人物などにも興味を持てた。 史記から生まれた故事成語も多いので一度読んでみたいと思った。

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