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本当は怖い「古事記」 ムー・スーパーミステリー・ブックス

古銀剛

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784054053984
ISBN 10 : 405405398X
Format
Books
Release Date
July/2012
Japan

Content Description

日本神話の原典であり、日本最古の書である『古事記』。この大古典を精緻に読み進めてゆくと、さまざまな疑念・謎が浮かび上がってくる。因幡の「シロウサギ」は、なぜ、「白兎」ではなく「素兎」と記されたのか?「国譲り」神話は、じつは「国盗られ」神話ではないだろうか?なぜ、ヤマトタケルは残虐な殺し方をしたのか?なぜ、下巻には天皇家の醜聞が延々と記されているのか?いったい、『古事記』は何をわれわれに伝えようとしているのだろうか?日本人の原典に潜むグロテスクな闇を、今、明らかにする。

目次 : 第1章 創世神話にうごめく怪神たち/ 第2章 アマテラス神話の異貌/ 第3章 出雲神話のミステリー/ 第4章 天孫降臨と日向神話の異相/ 第5章 古代王朝の真実/ 第6章 闇の英雄ヤマトタケル/ 第7章 大王家の暗闘

【著者紹介】
古銀剛 : ライター、編集者。出版社勤務後、フリーに。宗教・古代史分野を中心に、書籍・雑誌・ムックの企画・編集・執筆などを数多く手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 二分五厘

    日本書紀に比べ、神話(悪く言えば作り話)が多く、物語性が強い古事記。なのに歴史書である書紀に先駆けて古事記が編纂されたのはなぜか。イザナキ以前の名前しか解らない神々が"成り出でた"理由。スサノオが負った"天つ罪"は'『神様の御用人7』でも扱われていたので興味深い。また、仕事でここ最近石見国一宮である物部神社に通っていたので、御祭神ウマシマジノミコトやその父神であるニギハヤヒ(天孫ニニギよりも早く降臨していた天孫)について多く語られているのも嬉しい。確かに古事記には"ホト"記述が散見されるなぁ。

  • ぷれば

    神様の御名前や、関係性、事象など、今一つわかりにくく敬遠していたが、本書は読みやすかった。

  • 深山木 寝子

    特にこれといって目新しいものはなかったような。物語と思って買ったら内容分析が全面に出た評論でした。でも資料を元にした記述と自分の考えや予測がちゃんと読んでわかりやすく分けて書いてあって、事実と個人の思考が混同されていないのは良かった。出雲推しの強さがちょっと気になったくらいかしら。あと歴史好きな人ってシモネタ好きよね。古事記の内容をざっくり知ってる人向けかと思います。

  • だろん

    自分を含め古事記をまったく読んだことのない人にも楽しく読める。一度読んで終わらないで、気晴らしに時々開いていにしえにトリップ…古事記の登場人物をモチーフにした小説やマンガを読むのがもう一歩踏み込んで楽しめるのではないかな。得した気分w

  • やいん

    ちょっとした神話ブームから読みました。知ってることもまあまああってでもヒルコと天照大神の双子説を書籍で確認したのはこれが初めてだったので嬉しかった。内容は神話の闇を当時の一族などに当ててみると合致するのでは…?といった感じ。久しぶりにこういうの読めて満足です

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