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ISBN 10 : 4396116535
Content Description
日本の警察官の総数は約26.2万人。このうち、警察官僚(=キャリア)は0.2%未満にすぎない。たとえば、とある県警察本部では1、2人しかいない。あまりに少ないがゆえに、警察内部では「珍獣」と呼ばれるという。小説や映画、ドラマでは嫌味なエリートとして描かれることが多い彼ら・彼女らだが、本当にそうなのか。出世のためにはノンキャリアを犠牲にするのか。どんな特権があるのか。国民支配を企んでいるのか。制度や仕組みに隠れて見えにくい警察官僚の人となり、勤務環境から他省庁との縄張り争い、不祥事までを元警察キャリアの作家が解説する。
目次 : 第1章 誕生―“ヒト”から“警察キャリア”へ(採用プロセス/ 採用試験と採用面接 ほか)/ 第2章 生態(上)―血と労苦と涙と汗と(チャーチル演説1940/ 警察“官僚”としての御霊 ほか)/ 第3章 生態(下)―御下命如何にても果す可し(本来業務―“警察”官僚の御霊/ 本来業務の内容 ほか)/ 第4章 環境・私生活―隴西の李徴は博学才穎…(物理的勤務環境/ 人間関係 ほか)
【著者紹介】
古野まほろ : 東京大学法学部卒。警察庁旧1種(現・総合職)警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。複数の都府県と、交通部門以外の全部門を経験。主たる専門は、公安警察・地域警察・保安警察(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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