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ヒクイドリ

古野まほろ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344028531
ISBN 10 : 4344028538
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

山蔵県内で交番連続放火事件が発生。山蔵県警では犯人確保の目途が立たない中、警察庁のエリート諜報機関アサヒにタレコミが入る。それは、放火犯は警察官であり、しかも警察庁が最重要視するスパイマスター「アプリコット」の手先だという。アサヒは、アプリコット確保の好機と捉え独自に放火捜査に乗り出す。時を同じくして、密かに動き出した組織があった―警察庁長官直轄の秘密警察、通称・警察庁図書館。存在すら極秘にされたこの組織も、アプリコット排除と別の特命で動き出し…警察内スパイの黒幕は誰だ?そして、それぞれの思惑が複雑に絡み合った先に待つ衝撃の結末とは?

【著者紹介】
古野まほろ : 東京大学法学部卒。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la S´ecurit´e」専攻修士課程修了。フランス内務省より免状「Dipl^ome de Commissaire」受領。なお学位授与機構より学士(文学)。警視庁1種警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。2007年、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スパシーバ@日日是決戦

    C (2015年) 交番狙いの放火が4件連続して発生。唯一の目撃証言は、小柄な未成年者ないし女の乗った自転車。犯人は××しかあり得ない! だが一方で..。なのかそれとも..。警察組織をガタガタにし、敵対勢力(共×党)の警察組織内への浸透をやってのけるスパイマスター「アプリコット」を追う警察庁内の二つの諜報機関。権謀術数の限りを尽くし、生き残ったのは××..。 ヒクイドリとは全長約170cm、体重約70kg。時速50kmで走ることができるも飛べない鳥。それは読んでのお楽しみということでご勘弁下さい。

  • タックン

    古野さん初読み。警察内部の抗争物で3つどもえのスパイ合戦を繰り広げる話。符丁や暗号みたいな言葉が多くて読みにくかった。古野さんの経歴みたら、自分の過去の経験の暴露話みたいでちょっと嫌悪感が・・・・。っで途中から主人公は誰?そして副題の(警察庁図書館)って?菜々子の運命は?の疑問が最後まで続いてた。そして最後にどんでん返しが・・・・・。少しは予想してたとはいえ凄い結末だあ!!(私、セックスの下手な男は大嫌いなので)に驚愕したし、やっぱ女は怖いな。2人の男が哀れだ。秘密警察ってあるのかな?

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    古野まほろ作品は、独特の言葉遣いや強烈な過去と個性を持つキャラ、衒学とアニメネタの詰め込み過ぎ文体で読みにくさと同時に一種の中毒性を齎す。しかし、これは最も読むのに難儀した作品でした・・・。まず、誰がどこに所属しているのかが読み進めるまで分からないし、隠語が何の説明も無しにポンポン出るので内容を掴むまで、四苦八苦。後、警察官の身分で放火、ストーカー、脅迫、盗聴、殺人、証拠隠滅にドン引き。でも「ヘカーテ」と言う時点でシェイクスピアの某作品を思い出したのにな〜。後、そんなん、知識があっても分からんわ。

  • ひめありす@灯れ松明の火

    火喰い鳥は女帝の鳥。一羽の雌と複数羽の牡によるコミュニティ。だから火喰い鳥たる彼女は抱く男を嫌い、抱かれる男を好く。殺人鳥と名高いが、彼らが反映する土地は森が豊かに生い茂る。彼らの暗躍する世界が表面上均衡と平和を守られている様に。ヘカテーは産みの神。同時に冥府の神、生と死を司り、父と子と聖霊の三位一体を丸ごと内包する。だから古野まほろには抱く女と抱かれる女が登場する。禁断の果実は林檎や梨と似た白い花を散らし、豊饒の母性は淑やかにその腕を振いながらまだ何物でもない。全体としては理解できない方のまほろんでした

  • Akira

    ★★★★専門用語や隠語、コードネームっぽい言葉が多くて読み始め意味がよく分からなかったけど、その単語の意味を探っていくこと自体が「謎解き」っぽくて楽しかった。ちょっと気を緩めると文章が頭に入ってこないので結構集中しながら読んでった。まさかの結末。まさかのトリック。◯◯ミステリだったなんて!もう一度読み直すか悩み中。

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