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官邸の暴走 角川新書

Shigeaki Koga

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824031
ISBN 10 : 4040824032
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

安倍政権において「政治主導」の名のもと官邸のもつ権力は異常に強力化した。その結果「忖度」にみられる様々な問題を引き起こし、菅政権ではコロナ禍をはじめとするさまざまな国難に対処できないという事態につながった。官邸では何が起きていたのか、そしていま早急に行うべき具体策とは何なのか。改革の壁である「官邸官僚」の課題を改めて検証し、日本の危機脱出への大胆な改革案を提言する。

目次 : 序章/ 第1章 「官邸官僚」はどこまで凄いのか/ 第2章 人事権を活用し「戦争のできる国」へと邁進した安倍政権/ 第3章 過剰「忖度」官僚が支えた安倍パフォーマンス内閣/ 第4章 マスコミ支配/ 第5章 力不足で思考停止の菅政権/ 第6章 菅政権の迷走―パンケーキを毒見する/ 第7章 のっぴきならないほど落ちている日本の国力/ 第8章 真の先進国になるための改革

【著者紹介】
古賀茂明 : 1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。大臣官房会計課法令審査委員、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審緩官に就任し、急進的改革案を提起。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、10年秋に公務員改革の後退を批判、11年4月には日本初の東京電力破綻処理策を提案。同年9月に退職後は、テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーターや政党のアドバイザーなどを務めたのち、各誌コラム・著書・メルマガで提言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まゆまゆ

    安倍・菅政権で残された負の遺産である官僚支配、マスコミ支配、地に落ちた倫理感、戦争できる国、をそれぞれ解説していく内容。政策提言もまともと思うけど、結局本気で改革したいと思う政治家や官僚が少数派である限り、日本社会は簡単には変わらない。最後の総裁選予測も結果以外は当たっていることにも驚き。

  • templecity

    元通産官僚の古賀茂明の著。報ステでも政府に対して辛口コメントを吐いて下ろされた。安倍、菅になって官僚の人事権も握り、政治家に忖度する官僚になってしまった。通産省は昔は様々な規制も握って力を持っていたが、その後、経済や貿易自由化の進展で存在感は薄れていた。GoToトラベルみたいなパフォーマンス的な政策に傾注してしまった。菅は頑固で官僚を厳しくコントロールし、またマスコミに対しても圧力をかけて、いまではマスコミトップが政府に忖度するようになってしまった。(続きあり)

  • デスカル

    ▼官邸が人事を握ったので、官僚は改竄や忖度をして出世をねらう。国民不在▼立憲が自民党から餌を巻かれて、法案に賛成する愚行▼先進国では最下位の日本▼原発は住宅よりも耐震性が低い▼デジタル後進で、デジタル庁は機能しない▼オリンピックは森利権なので森派の政治屋が担当▼菅には能力なし▼なぜか河野太郎推し▼官僚トップは官房副長官

  • Melody_Nelson

    元官僚ゆえに、現場の空気の捉え方がリアル。そして、このままだと国家の劣化に拍車がかかるという危機感。色々と情けなく頼りない実情が記述されており、不安だらけ。どうにかせねば! 古賀氏の提案に全て賛同ではないが、民間人をもっと活用することには大賛成(但し、某人材派遣の会長みたいな人は困るが)。逆に、マイナカードで全て把握するのは効率的で良いとは思うものの、今のような政府や警察組織に個人情報を把握されるのは怖いと思ってしまう。どんなルールにしても、結局は使う側の力量次第という気もした。

  • Akio Kudo

    ★★★★★ 今の岸田総裁が誕生する前に書かれたはずだが、予言的中に驚く。

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