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20歳の自分に受けさせたい文章講義 星海社新書

古賀史健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061385108
ISBN 10 : 4061385100
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan

Content Description

どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか?この授業のスタート地点はそこにある。そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。メールの一通すら、うまく書けない。「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。この授業では、現役のライターである著者が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えていく。学校では誰も教えてくれなかった“書く技術”の授業をいま、始めよう。

目次 : はじめに 「話せるのに書けない!」のはなぜか?/ ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう/ 第1講 文章は「リズム」で決まる/ 第2講 構成は「眼」で考える/ 第3講 読者の「椅子」に座る/ 第4講 原稿に「ハサミ」を入れる

【著者紹介】
古賀史健 : 1973年福岡県生まれ。出版社勤務を経て24歳でフリーに。30歳からは書籍のライティングを専門とする。以来、「ライターとは“翻訳者”である」「文章は“リズム”で決まる」を信念に、ビジネス書や教養書を中心に現在まで約80冊を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本

    Kindle。長い文章を書く事は年に数回程度だがメールやちょっとした文章は毎日書くので参考になった。読み手を意識するとはよく聞く言い回しだが、具体的なアドバイスは初めて読んだかもしれない。とりあえず書き始めてからハサミを入れていくのが性に合っているかな。まず起転承結を実践してみよう。

  • ロクシェ

    既リ【○】シリーズ累計・世界900万部のベストセラー『嫌われる勇気』の著者・古賀史健氏による文章術の本。彼が2021年に書いたほうを先に読んでいた影響もあり、個人的には少しインパクトが弱いと感じました。それでも「仕事のためにどれか1冊、文章術の本を選びたい」という目的の人には間違いない1冊です。一番響いたのは「自信があるから断定するのではなく、自信を持つために断定する」という部分。本書が気に入った人、参考になった人は、9年後に上梓された『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』も併せて読むことをおすすめします。

  • ナマアタタカイカタタタキキ

    平易な文章こそ書くのが一番難しい、と本書の中で述べられているが、それをやってのけて一冊に上手くまとめられている。人は“解”を得るために書く、という考え方には大いに同意。よくある高尚な文章論よりは実用的で、すぐに実践できそうなものが多い。ややもすれば“正しい文章”に固執しがちな私にとっては、幾つかの気づきがあった。たとえ“正しい”主張だと理解できる文面だったとしても、それが心を動かされるものであるかというのはまた別の問題なのだ。書きたいのに書けない…という壁にぶち当たったら、まずこれを読んでみるといいかも。

  • 桜井葵

    いい文章の定義→「読者のこころを動かし、その行動までも動かすような文章」レビューした本の文章のゴールは「読み手に買う行動までしてもらうこと」面倒くさい細部を描写することにリアリティが生まれる。「書くこととは、考えること。」「書こうとせず翻訳をする。」才能についての話。「自分に才能はあるのか?」→それを考えている時点で出来なかったときの言い訳として才能を使おうとしいる。天賦の才があると信じれば疑うことなく前をみて進むことができる。

  • コットン

    著者が想定する文章講義を受ける読者は著者自身には当てはまるかも知れないが、一般的に文章を考えようと考えている人を対象にしていないように思う。自分流の定型化した書き方や変則的な手法がさも良いように書かれている点が気になる。

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