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今日、君と運命の恋に落ちないために ことのは文庫

古矢永塔子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867164808
ISBN 10 : 4867164801
Format
Books
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太。20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生まゆらは、少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、颯太にある提案をするのだが―。能力を持ったためにずっと苦しんできたまゆらは、運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。いつ破綻してもおかしくないこの関係の行く末は―!?

【著者紹介】
古矢永塔子 : 青森県出身。高知在住。2018年『あの日から君と、クラゲの骨を探している。』(宝島社文庫)にて書籍デビュー。2020年に『七度笑えば、恋の味』にて小学館主催「第一回日本おいしい小説大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    運命の相手を幼い頃から信じて生きてきた大学生・立花颯太。しかし出会った運命の相手・宝生まゆらは運命の相手に否定的で、颯太にとある提案を持ちかける青春小説。彼女自身も颯太を運命の相手と認めつつも、頑なに恋人になることをよしとしないまゆらが抱える秘密。二人が親友を目指して運命が「絶対」ではないことを証明したいまゆらと、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む颯太の不器用な関係。けれどお互いの想いを考えれば、そのままではいられなくなるのは必然で、不器用な彼女の想いに向き合い寄り添った結末がとても素敵な物語でした。

  • えりこんぐ

    運命の相手と恋に落ちたい颯太と、絶対に落ちたくないまゆら。拒否するまゆらが無自覚に颯太を撃ち抜いてて笑えるw 颯太の家族と商店街の皆さんいい人。面白かった♪ 【積読58】

  • おれんじぺこ♪(17年生)

    設定(予知能力がある、運命の人待ち)にちょっと引き気味で読み始めたけど(笑)なにせ、商店街の人たちや颯太の家族のキャラがよくて面白く読了しました。さいごのねーちゃんの結婚式なんてちょっとうるっとさえした。

  • とん

    序盤『運命の人』『予知能力』というワードに若干引き気味でスタート。予知能力を持っていたがゆえにか…まゆらはかなりこじらせ女子な印象だったが、じれじれの2人を支えるそれぞれの家族、友人、商店街の人々が皆クスリと笑えるキャラの濃さ。面白くていい人たちすぎた。ラスト美咲の結婚式場面は笑いあり涙あり、締めとして最高だった。

  • ムートン

    著者のデビュー前のネット投稿作品を改訂したものらしい。軽いラブコメなのだけど、話の引っ張り方がちょうどよくて、気づくと一日で読了。最後の方は少し失速した感はあるけど、全体に面白かった。むしろ、技巧に凝ってない分、最近の著作より素直で読みやすいかも。

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