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わたしひとりの親鸞 明石選書

古田武彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750337364
ISBN 10 : 4750337366
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan

Content Description

現代に生きるわたしたちは、なぜ親鸞を愛し、生涯求め続けるのか。「わたしは地獄に落ちてもいい、あの法然聖人といっしょなら」「わたしには弟子などいない。みな仏の前で対等な人間同士だから」…親鸞が残したいのちの光り輝くことばは、現代に生きる人間の生き方にどのような意味をもつのか。親鸞思想を人間にとっての宗教現象の根本からとらえ直し、戦後に登場する親鸞研究を批判的に摂取するなかから珠玉のことばを蘇らせる。

目次 : わたしひとりの親鸞(人はいかに生きるか/ 宗教の二面性/ 死について/ 衰退と新生)/ 親鸞思想の秘密をめぐって(親鸞探究者の群れ―戦後の系譜/ 叡山脱出の共犯者/ 親鸞系図の史料批判)/ 現代との接点を求めて(晩年の親鸞―念仏迫害文と建長の事書/ 「親鸞の眼」/ 真実の親鸞―吉本隆明『最後の親鸞』を読む/ 親鸞論争のすすめ)

【著者紹介】
古田武彦 : 1926年、福島県生まれ。旧制広島高校を経て、東北大学法文学部日本思想史科において村岡典嗣に学ぶ。長野県立松本深志高校教諭、神戸森高校講師、神戸市立湊川高校、京都市立落陽高校教諭を経て、1980年、龍谷大学講師、1984‐96年、昭和薬科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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