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朝鮮民族を読み解く 北と南に共通するもの

古田博司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480056214
ISBN 10 : 4480056211
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1995
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kenitirokikuti

    図書館にて。再々…読である。古田せんせは90年に日本国際政治学会東アジア分科会訪朝団に随行して平壌へ。その前からちくま新書の編集者から書くのを依頼されていたそうなのだが、本書の刊行は1995年1月。前年夏に金日成が急死しており、さすがにこのまま悠長に原稿を寝かしておくわけにはいかないと思ったのかもしれない▲朝鮮半島民のややこしさに、李氏朝鮮における上からの朱子学教化を見る、というのが本書の姿勢。朝鮮の村には熊さん八さんばかりで、世間知あるご隠居は存在しない。

  • ken

    腑に落ちる。

  • 佐天涙子@御坂美琴

    朝鮮半島研究の碩学、古田博司先生の原点とも言える古典的論文。

  • ゆで卵/yuki

    朝鮮民族に限ったことではないけど、他国の人の考え方を学ぶにはその国の歴史を学ばないといけないと思う。自分の考え方にあてはめて理解しようとしても理解できるものじゃない

  • amanon

    ここ数ヶ月の間とある事情があり、朝鮮・韓国関連の書籍を読み進めてきたが、この書はこれまで読んできたどの書とも違った趣を持つものであった。とりわけ興味深かったのは、元来「朝鮮・韓国は儒教の国」と一括りにされがちなところを、その儒教の内実にまで迫ったという点。後、朝鮮・韓国の同胞意識を「ウリ」と「ナリ」というタームによって分析していった点である。これらの要素が果たして現在の朝鮮・韓国を知る上でどれだけ指針になり得るかは門外漢である以上断言はできないが、ある程度の効力はあるのではないかと思われる。

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